WRCジャパンで履いたダンロップの話(特殊な使用条件のためPRと付けさせて頂きました)

ダンロップ、ドライ路面ではしっかり感を確保しつつ、ウエット路面や氷雪路面で水分に触れるとゴムがソフトになり高いグリップ性能を発揮する「アクティブトレッド」採用のオールシーズンタイヤを来年発売するという。そんなゴムが出来たらラリー車用のタイヤに最高かもしれない--など考えながら、100回くらいコーウアウトしそうになった今年のラリージャパンの話です。

WRCはイコールコンディションを重視するため厳格なタイヤの使用制限を行っている。使える本数はもちろん、タイヤもFIA承認バーコードが入ったものを使わなければならない。よってかなり特殊なタイヤになり、日本だとチョイスが限られる。実際、昨年ラリージャパンに出場するにあたり入手出来るタイヤを探したのだけれど、1カ月で手元に届くのはアメリカ製のタイヤのみ。

出場する車両は一度も乗ったことがないため、クルマのセットアップを兼ね、アメリカタイヤで昨年のラリージャパンの前に全日本ラリーに出場したのだけれど、いやいや非常に厳しかった!グリップレベル低かったんだろう。「こんなアンダーステアなの?」と思うくらい曲がらない。ルノーに(ウルゴンさんです)聞いてみたら「ミシュランでセットアップしたのでグリップ不足では?」。

このタイヤじゃダメだとなりダンロップに泣きついたところ「本数は十分揃えられないかもしれませんが何とかしましょう」。ということで昨年のラリージャパンはダンロップです! するとどうよ! グリップレベル、全く違いますね! SSを3本走り、セットアップ改良したら、全く違うクルマになった! タイムも驚くほど良くなり、格上のクラスを喰えるほどに!<続きを読む>

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