スズキのハイブリッド、明らかな誇大広告だと思うのだけれど(10日)

スズキがきわどいTVの宣伝をしている。「ウチのハイブリッドはパワフル!」と急な坂を登る内容です。スペーシアに採用されているシステム、いわゆる「なんちゃってハイブリッド」だ。アシストはオルタネーターによるもので、最大3,1馬力。CMによれば登り坂をスイスイ走るという。これ、明らかに誇大表示だと思う。私がスズキ好きじゃなければタイム測って試したいところ。

留学生とドライブ編のCMです

ちなみにエンジン出力は52馬力。ここに理論値の3,1馬力(最大30秒)を加えたって「パワフル!」と感じるほどの体感差などないだろう。これ、インチキだと感じるの、私だけじゃ無いと思う。上のCM、まず御覧下さい。そもそもスズキのなんちゃってハイブリッド、走りを追求するのが目的じゃありません。回生エネルギーで充電し、スタート時のアシストなどに使うためのもの。

燃費狙いです。目的違いのシステムを走りをよくするためだと言い張っちゃアカンと思う。レーダーなんか使ってないのに「レーダーブレーキ」と言っていたインチキと根っ子は同じ。同じ自動車業界としちゃ「恥を知れ!」と言いたい。スズキは自動車メーカーとしての矜恃を持っていないような気がします。売れれば何でもイイと考えているんだろう。叩かれても仕方ないと考える。

ちなみに誇大広告の定義を見ると、すべて当てはまる。後ろに乗った女の子が「パワフル!」なんて解るわけが無い。いや、運転もしたことがない後席の男の子が「でしょ! ウチのハイブリッド!」というのも、ハイブリッド車のイメージを過大にアピールしてるし。100歩譲って「本人の勝手な感想です」を入れれば何とかクリア出来るのかもしれないけれど、それもなし。

沖縄流に言えば「スズキはマブヤーを落としてきたのさ~」になります。体感出来ないのにCMを許すということ事態、マトモな技術者なら看過出来ないと思う。なのにレーダーブレーキのインチキの時も、技術者は全く意見を言わなかった(言えなかった?)。今後、どんな不正や不具合が出てもスズキならありえるだろう。スズキ有志の抜本的な改正策を期待します!

F35Aの墜落事故原因、専門家筋は今まで何度かトラブル出ていたパイロットへの酸素供給系を疑っていたものの、防衛省は確証無しにバーティゴ(空間識失調)だと発表した。落ち方からの推定だというけれど、意識失った時の落ち方と区別付かないでしょう。パイロットからすれば酸素来なくなった時点で意識失う。原因ハッキリしない状況で飛ぶの、イヤだと思います。

 

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