メディア対抗ロードスター耐久レース。あらまの優勝っす!(1日)

今日は筑波で第29回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース。このレース、当初は編集長や編集者、出入りのヒョウロンカの皆さんにロードスターをタップリ味わってくださいという和やかなイベントだったものの、今や予選でTOP獲れば腕利きの証明。片山右京さんのような元F1ドライバーや、箱車乗りとしちゃ世界TOPレベルの山野哲也さん、谷口信輝さんも出てます。

そんな中、ポール獲ったのは還暦間近(58歳)の大井タコ之センシュ。ホワイトラインカットしてベストタイムを抹消されたのに2番手タイムでもTOP。体重だってライバルより10kg以上重そうなだけに凄い。ちなみに数年前、エンジンの村上編集長が「ポール獲ると1コーナーで混乱に巻き込まれるから」と鎌田さん(ラリードライバー)に任せたら、ポール!

ということでレーシングドライバーじゃなく本物の編集長が走り、競技では1回もギャラを貰ったことのないヒョウロンカ(なんたってレーシングスーツに全くスポンサー張ってないの、私だけ)、さらに毎年ピット停車というハンデを2分くらい付けられるというチームとしちゃ上々の3位か4位という安定したリザルトを残してきた。今年も2分ハンデ。メンバー同じであります。

村上編集長が担当するスタートから30分くらいして大雨! 直後に最終コーナーからタコ踊りし、ストレートでコースアウト&クラッシュしたクルマが出たため赤旗中断! もはやコースの至る所に水たまり出来ちゃってます。初レースのビギナーも出場しているため、中断は正しい判断だと思う。そうこうしているウチ、雨も上がり3時間レースとして仕切り直しになった。

1番手ドライバーから鎌田さんに交代した時点で2分間のハンデ消化をしたため、すでに1位から2LAP遅れ。こらもう昨年3位だったので仕方ない(速い乗り手が揃ってるチームはみなさんハンデあり)。ここからライバルとガチ勝負です! 鎌田さん、良いタイムを連発し、3番手が私。走り始めの数ラップはいつもの如く燃費を考え回転数落として走るが、ピットから「回してよい」。

ということで6千回転まで回し、13秒台後半~14秒台前半を目標に走る。走り始めて30分少々経過した時点で雨! 徐々に強くなりはじめ、滑るのなんの! コースのイン側狙ってるのにアウトサイド一杯まで振られたり、高速コーナーでテールどひゃ~と流れたり。このあたりはラリー屋さんだと怖くはないです。担当スティント中、存分に抜き、抜かれたのは813号車だけでした~。

3番手まで浮上し私の次は再び鎌田さん。雨の中、良いペースでラップを続け、残り1時間の時点で2位へ上がりさらにTOPを追う! アンカーの大井センシュ、500番とのタイム差は11秒です--というあたりまでは毎年のこと。けれど終盤になって燃料が厳しくなりペースダウンを余儀なくされ、泣く泣く3番手か4番手というのがいつものことでした。ところが、でございます!

村上編集長も私も鎌田さんも燃料を節約していたため(終わってみたらけっこう余った)、大井センシュは残る周回数全てのフルアタックすら可能。こうなればポール獲って一番速いだけに十分可能性ある! と思ってたら、やはり残り20分でTOPに出て走り切っちゃいました! いやいやこのレースで初優勝です! 勝つのが難しいと言われていることもあり素直に嬉しい!

60歳になっても人生楽しいことは”まま”ありますね! と思った次第。

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