植木等さん

6時にホテルをチェックアウトして空港へ。日本でも販売されていた先代ソナタだったけれど、後期モデルだったため乗り心地良好。考えてみたら4年くらい前から韓国躍進の素地が出来ていたのだった。それにしてもタクシー安い! 都内から羽田空港くらいの距離なのに2つの高速料金を含め1300円ほど。

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先頭はSM5(ティアナ)。2番目が先代ソナタ

JALのB737-800は満席。ここにきてJALも収益率が急上昇。前原とかいう安・pon・短はJALの再生にあたり株式を100%減額にしたけれど、株主優待の権利だけでも残せばよかった。少なくない数の良いお客さんが「同じ路線で乗るならANA」に切り換えたと思う。私もそうです。けれど釜山路線、ANA飛んでないのだ。

ただグランドサービスや機体や搭乗員なんかは全く問題なし。むしろ頑張ってる感じ。当時の国交相が安・pon・短じゃなければなぁ。株主優待は半額。それより安価な団体料金よりずっと収益率高い。株価ゼロはやむをえないけれど、株主と何らかの「つながり」を維持すべきだった。前原何チャラのアタマじゃ無理か。

空港からそのままメガウェブへ。メディア向けの先行試乗会ということで、1,3リッターのセダンと1,8リッターのステーションワゴンに乗る。売れ筋の1,5リッターCVTモデルは追って試乗会を行うという。週明けのオールアバウトで試乗レポートなど。70歳代中頃以上の先輩方におすすめしようと思う。

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スタイルは評価割れる

2ヶ月くらい前から右上腕部から手首近くまで痛みが出ていたのだけれど、徐々に悪化。釜山のホテルで眠れなくなってしまった。たまたまショー会場で会った人と世間話になった際、同じような症状の知人は肺がんだったとの由。間違いなくガン体質の私なので、試乗会終了後、五反田の関東病院に行く。

受付で(この病院は専門家が受け付けにいる)症状を言うと「心配ですね。幸い今日は先生がいらっしゃますから」ということで、すぐ診て貰えることになった。医師に症状を伝えたら「肺のX線写真を撮りましょう」。やはり肺がんの症状でもあるという。20分後、X線写真を見て「肺は問題ないと思います」。

ということで首のX線を撮り、腫瘍マーカーを含む採血をして来週再来院ということになりました。1〜2年に一度くらいのペースでトラブル出てくる。経年劣化したクルマみたいなものか。平均寿命は79歳ということで、残り25年ということになるけれど、とてつもない年月で想像もできまヘンがな。

なんせ現時点を25年巻き戻したら29歳。この間と同じ分の劣化が今後進むということです。29歳って言えば元気だった。しかし今や半分棺おけに足を突っ込んでいる感じ。劣化度合いからすれば10年持ちゃ上等かもしれません。植木等さんや高田純二さんのような「悟りの境地」に辿りつきたいと思う。

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5 Responses to “植木等さん”

  1. 四国人 より:

    お体心配ですね。気にやまない程度に気にするのが一番かと。
    JALの株券は私も怒り心頭の部類です。
    今更収益上がったからもう一回上場して株主優待再開するっていう話ですから、おいおいそりゃないだろ、金返せとは言わないから優待の権利だけでも復活させろよと思いますね。まあ相手にされないですけど。

  2. applefanjp より:

    このクルマ。
    CMのよう幅広い世代に訴えたいのか?
    高齢社会の日本に対する今の答えとなるのか?
    そうだと明快に言えないように思えます。
    乗らずに何をいう!と叱られるかもしれませんが
    何となくわかるような気がするんです。
    いや、自分のようなものにも
    そうなのだろうなと思わせる点で既に・・・。
    お体、ご自愛くださいね。
    自分も毎年、人間ドックに行きます。
    補助を受けられない年もカミさんと二人で。
    今年は肺のヘリカルctです。

  3. COLT より:

    ジャーナリズムと悟り・・・・・真逆のキーワードですね。
    そのうちなんとかなる「だろう」ではなく、早めに手を打っておか「なければ」こそジャーナリズムだと思います。生涯現役は難しそうですね。
    カローラ、悟りの境地・・・・・なんでしょうか?

  4. 団塊eurasia より:

     コメントの主旨から外れますが、今回先行試乗されたという新型カローラについて、
     他の同様な小型FFノッチバック・セダン(日産ラティオ、トヨタ・ベルタ、フィット・アリア等)に比べ、サイド・ビューのバランスに破綻のない良いデザインだと思います。
     また、もっとも拍手を送りたいのは主力グレードに5MT車を回帰させ、ライン・アップしたこと。
     現在、日本国内において、スポーツ・カー、一部のスポーティグレード車を除き、普通のセダンやH/B車でMT車が選べるのは、新型カローラとスバル・インプレッサ1.6Lのみになってしまいました。
     近年、ATやCVT車等の2ペダルによるイージー・ドライブが主流になり、運転時に緊張感が足りず、ボーとして起こす事故が多くなっているのではと危惧します。
     また、高齢者に多いというコンビニやスーパーに車を止める際、ブレーキとアクセルを踏み間違えて?店先に突っ込む事故も一向に減りませんが、MT車であれば起こりえない事です。
     高齢者にとってブレーキとアクセルの2ペダルの方が気楽で運転できるのは事実ですが、MT車をあえて選択し、適切なギア・シフトと絶妙なクラッチ・ワークでスムーズに運転することは脳を活性化させ、足の筋力の衰えを防いで老化(ボケ)防止にもなる良い方法です。
     見栄を張って、高齢者ほどMT車を購入し、今時のAT限定免許の若い人にドライビング・テクニックを見せつけてやりましょう。

  5. 真鍋清 より:

    新型カローラって、そのサイズやスタイルからかの「ターセル/コルサの亡霊が出た」という感も無きにしも非ずですが、「日本の国情/中高年シニア層の使い勝手を考え尽くした」コンパクトセダンとして原点回帰した姿は潔いと思います。
    なんたって従来の1.8リッター搭載のセダンを廃止し、「1.3/1.5リッター+1トン強の自重」という小型セダンの王道に徹した姿は近年にない良識が感じられるのではないでしょうか―基本設計から二十年近く経つ旧MCプラットフォームとはキッパリと決別し、Bセグメントの国際標準を狙って(実際には煮詰めの甘さも散見されるが)開発された最新型ヴィッツのシャーシー・足回りを強化改良して応用した辺り、軽量化/燃料経済性の面で一定のポリシーが感じられるものです。
    逆にそれならばなおさら、1.8リッターエンジンなんて要らない代わりに3気筒の1.0リッター級ターボをファミリーモデルに、ハイパワー版として1.3-1.4リッター程度の直噴ターボを設け、各々JC-08モードで30km/l、21km/lを狙う―こうあってこそ整合性がある商品企画だと思えてなりません。言い換えればこのぐらいのことをしなければ「顧客とともに老けつつある」斜陽のカローラブランドに新たなキューを放つことにはならないと思いますが国沢さんは如何でしょうか。
    新カローラは向こう5年は作られることになろう。とすればモデルサイクルの半ば辺りにマイナーチェンジが行われた際に上記1.4ターボがフィールダーや同エアロツアラーに搭載されようものなら軽量化と敏捷性を併せ持った「我が国に優しいサイズ」の新タイプの2ボックス・ハッチバックが完成するわけで「カローラ健在」を市場にアピール…..何て願ったり叶ったりな図だろうか!

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