残る不安は二つ

バンコクを11時に出発してラリー開催地へ向かう。木原さんがコ・ドラなので初めて行く場所だって道は全く不安無し。そういった意味じゃコ・ドラってスーパーマンに近い。バンコク市内を出て9号線を北に向かう途中から洪水の痕跡が見えてくる。30kmほど北上し、1号線に入ったあたりで最も激しい。

建物や電柱などに残っている汚れを見ると、最大で2mくらいの水かさになったようだ。場所によっては津波の痕のような大量の浮遊物が残っている。ただ回復も早い。80%のお店は営業を開始してました。ガソリンスタンドも休業してるの、10軒に1軒くらい。完全に水没したと思われる食堂も営業中。

完全に山の中だというのでサラブリのスーパーで買い物。このあたりまで来ると洪水は全く無かったそうな。全く普通。そうそう。タイ用の携帯電話を購入。サムソンの製品で495B(!)。1250円である。シムカード(番号)は125円。500円分の通話可能なクレジット込みで1825円。安いです。

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今回のサービスカーは新型ディーゼルエンジンを搭載するトライトン。3,2リッターから2,5リッターにダウンサイジングしながら、最高出力が向上しており燃費も改善されているという。走り出して驚いたのがトルクの太さ。以前乗った3,2リッターよりトルクバンドも広くなっていた。良いエンジンです。

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ラリーホテルは文字通り山の中のロッジ。広大な規模を持つ。聞けば洪水以来、お客皆無に近い状態とのこと。今日も私ら5人(3部屋)の他、ムスコのコ・ドラのヨーンさん一家と、ニュージーランドのグリーンさん御一行、主催者3人のみ。部屋は古くて虫も多いけれど快適でございます。

肝心のラリーカーが無い。ウドンサックさんに聞いてみたら「木曜日に持ってくる」。こらマズい。小沢さんは明日の朝に到着。その時にラリーカー無ければ機嫌悪くなること必至。小沢さんは最善を尽くしたいのだ。ウドサックさんに掛け合い、なるはやで持ってきてもらうことに。別途ローダー料金掛かりますけれど。

もう一つの懸念事項だったタイヤは無事到着してました。この状況の中、よくぞ届いたと感心しきり。お願いした運送会社の担当の人が尽力してくれたおかげです。とりあえず大きな課題は一つ解決しました。残る不安二つ。ブレーキと、ラリーカーに着いているリストリクター(吸気制限装置)。

グループNは昨年から33口径なんだけれど、タイ国内戦は32口径だと言う。ライバルを見るとウィッタヤ選手もグリーンさんも33口径。私のラリーカー、どんなリストリクターか? 32口径だと30馬力違う。こらもう勝負になりません。ラリーカーが到着してみなければチェック出来ず。どうなる?

晩ご飯は従業員の方が多いレストランにて。

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2 Responses to “残る不安は二つ”

  1. アミーゴ5号 より:

    タイラリー、いよいよですね。
    東モでトヨタ・モリゾウ社長が「被災した東北とタイで、トヨタはモノづくりで復興を支援する。モノづくりの力を信じている。ファン トゥ ドライブ,アゲイン! ネバー ギブアップ!」とプレゼンしたのが、強烈に脳裏に残っています。
    【ちなみにゴンゴン、ちゃんと聞いてた?モリゾウ社長への拍手は、ゴンゴンの何倍も多く強く長かったよ!】
    クルマは親・三菱と子・ホンダですが、スピリットはモリゾウ社長に通じるものがあると感じています。
    ステッカーも楽しみです。
    是非是非頑張ってください。
    それから鰻重ですが、まだ自己目標に届いていないので、応援方々頂きに行きたいと思います。

  2. applefanjp より:

    懐かしさを感じるコンドミニアム?の色使い。
    そちらはそんな色って多いですよね。
    到着したラリーカーはどうだったんでしょう?
    師匠の初発の感想は?
    小沢さんの見解やいかに?

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