ラリー車

朝、ニュースを見ていたら、松本龍という大臣が辞任するという。菅首相の決定的な問題点は「人を見る目の無さ」だ。ボランティア担当に辻本という人間を選んだのもワケワカラン。もう一つ。国政と地方の関係というのは、あんなモンなんだろうか? 私が宮城県人なら、その代表たる村井県知事に失望する。

羊のような性格の人ならその場の対応は難しかったろう(私なら怒る。大阪の橋下知事だって黙ってなかったろう)。その後の村井知事のコメントも一貫して「国から恵んで貰う」というスタンス。そら政治じゃないでしょう。誰とでも張り合える強さが欲しい。青葉城で伊達政宗が泣いている。

山梨県の長坂までラリー車を取りに行く。吉祥寺でお昼を食べ、三鷹14時44分の『かいじ』に乗って塩山へ。本でも読みながら、と思っていたけれど、車窓を楽しんでしまう。小学生の頃、初めて中央線に乗って松本に行った時を思い出す。夏休みで、トンネルに入ると風が冷たくて気持ちよかった。

塩山まで1時間10分。ここから中央線の各駅停車に乗り換える。やっぱり車窓を楽しんじゃいます。笹子トンネルを抜けると左手に武田信玄の領地である甲府盆地。そして延々とぶどう畑。石和温泉を通り、甲府、韮崎と続き、山登り。右手に八ヶ岳そっくりの茅ヶ岳望む頃、長坂に到着。

ラリー車はバックギアを修理し、全体の軽いメンテを受け車検もお願いしていた。元々合法の範囲で作られているグループN車両ということもあって大きな問題なく車検通過。久々にハンドル握るラリー車は驚くほど好調で、ボディのヤレも感じない。ただサスペンションがポルシェGT3くらい硬い。

大いに目立つので(リアガラスに名前まで入ってる)、中央道は80〜90km/h巡航。競技車両をスポーツカーとして乗るのも楽しい。というか、徳大寺師匠が「競技車両を街乗りで使うのはクルマ好きの夢の一つ」と言ってたのを実感。何たってタイのナショナルチャンピオンを取った時と全く同じスペックですから。

それにしても暑い。長坂を出た時は全く気にならなかったものの、酷暑の甲府盆地通過時に34度。バケットシートの背中にジットリ汗をかく。それでもレーシングスーツ着てタイを走ることを考えれば何の! 途中、通勤割引受けるべく相模湖ICで下りて入り直す。高井戸まで2350円でした(通しなら2800円)。

さてさてラリー車をどうしよう。カンペキに金欠なのでいかんともしがたい。街乗りだったら何の問題もないけれど、競技に出るならエンジンとミッションのOH&チューンアップが必要。タイの高速SSでランエボより20km/hも遅かったですから。ノーマルエンジンじゃ限界でございます。

ま、インプレッサにコダワルこともないか‥‥。GDB、とても素晴らしいクルマだと思う。何より乗って楽しい。出来ればこいつでもう少し戦ってみたかった。今年も金欠じゃなければマレーシアの表彰台で怪傑ハリマオを歌えたんだけどなぁ〜。

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4 Responses to “ラリー車”

  1. 下澤 淳 より:

    福岡の松本龍よりも、後任の岩手の平野達男のほうが復興の役に立つと思います。
    小沢グループですし、農林水産省の出身ですから東北の復興には適任です。

  2. tonpochi より:

    同じ福岡県民として、松本議員の言訳は恥ずかしい。
    語尾が荒くなったのは九州男児だからだとか・・・
    もう、聞くに堪えないことばかり言っていたところが、今回の辞任劇。彼は、議員バッチを外した方がいいのではないかと思います。
    それを受けて、すっから菅総理は責任は自分にある。でも辞職はしない。この人もまた、責任の意味が全く解かっていないようで、これが企業だったら、お客様に不快な思いをさせてクレームが出たなら、減俸、降格なりの処分になるはず。
    一国の首相が、責任は自分にある。でも、責任は取りませんで通用させようとしているんだから、あきれ果ててしまいます。やっぱり、菅さんは疫病神です。
    民主党の黄門様こと渡邊さんも言う通り、1分でも1秒でも早く菅さんが辞職することが、震災の復興を進めることに繋がります。

  3. applefanjp より:

    インプ。
    思い出がいっぱいなのですね。
    文章から充実と寂しさが伝わってきました。
    怪傑ハリマオ!
    歓喜の歌を近い将来
    ネット中継でお願いします!

  4. Tomi@群馬 より:

    松本議員はやめたのでもういいです。
    で、何度も書きますが、辻本氏は何処へ?

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