のび〜太をぜひ

けっこう慎重なタイプなので、実効が求められる製品のは自分で納得しないと紹介しない。さて。『のび〜太』という脱力系ネーミングのバッテリー延命装置の存在を知ったのは8年ほど前のこと。効能は「バッテリーの寿命を延ばす」。こら困りました。だって5年以上経過しないと判断できませんから。

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プリウスに装着したのび〜太

2年前から「確実に一定の効果はある」ということでTOPページにリンクするなど、紹介を始めた次第。ここにきて「間違いなく効果有り!」と判断することにしました。というのも長寿を全うするケースが続出しているからだ。例えば以前私の家に住んでいたプリウス。今や7年経過し、沖縄にあります。

3年目でバッテリーが上がり、充電しても回復しにくくなった。ディーラーに持っていくと「交換しなければダメです」。この時点でのび〜太を装着。以後、バッテリーはビンビンのまま沖縄に渡った。今年の9月で7年目になるけれど、未だ全く問題なし! 自己診断モードだとバッテリー電圧13,8Vだという。

読者の方からも効能がレポートされてきている。例えば「2001年式のレガシィB4ですが、5年目にのびー太を装着し、新車時のバッテリーを9年3ヶ月も使えています」。
また、私のボクスターやトラヴィック、バイク(顛末記は下のリンクから)など、自分の回りのバッテリーも軒並み6年を超えて稼働しました。

不幸なバッテリーの物語

バッテリーの物理的な寿命は9年程度だと言われているので、相当の確立でフルに使いきれると言うことになる。唯一の弱点は今まで1万円近かった価格。安価なバッテリーなら5千円前後で買えてしまう。効果あるか怪しいのび〜太を買うより、バッテリーを2個使った方が結果的に安価で済む。

プリウスのように高価なバッテリーや、(走行用でなく制御用です)、サイズを考えれば猛烈に高いバイク用バッテリー(通常サイズで1万2千円)なら十分モトを取れるものの、普通のバッテリーだと躊躇う。しかしここにきて安く買えるようになりました。1個7500円。友人と2個買えば6800円。

また、バイクや軽自動車、コンパクトカー用の『エコピュア12』なら1個でも5400円。加えてのび〜太やエコピュアの寿命はバッテリーより長いため(正確に書くと寿命は不明。初期の製品は稼働してます。減る部品を使っていない)、一個買っておけば20年くらい使えるか(少し大げさかも)。

特にプリウスとバイク、その他、高価なバッテリーを使っているクルマなら絶対のおすすめ(数値などのウンチクはこちらで)。唯一の例外は「月に1度くらいしか乗らないクルマやフネ」。その場合、バッテリーキルスイッチ(フネには基本的に標準でキルスイッチが付いている)を併用してください。

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3 Responses to “のび〜太をぜひ”

  1. ケイイチ より:

    また失礼いたします。かねてより紹介されている「のび〜太」?、確実な高価があるって太鼓判うれしいですね。こうした製品、どれが良いのか解りにくいですから・・購入に二の足踏んでばかり。最新のリチウムイオンバッテリーなどには活躍の場を得た感じでしょう。 ちなみに、私もスバル車に乗っていまして、新車から既存のバッテリーに液が僅かに減ると「呉」のボルトブースターを添加しながら使用していました。途中で充電や電力低下も起きないまま〜10年近くも交換せずに働いてくれました。最後も殆ど問題なしですが、長距離の移動が増えて・・念のために交換するまで現役でしたよ(極板のサルフレーションも見られません)。いまは新しいモーターレブも発売されてますが、水平対抗エンジンに添加しながら割とあっさり30万キロ越えと長寿を成し遂げてくれました(こちらも新車並みに元気な燃費と巡航速度でした)。アーシングもそうですが、やってみると効果的(もしかして単純にバッテリーへとマイナス電気が戻る仕組みは?理論的に長持ちにも有効なんでしょうか)。  最近はMFではない・・液を足すタイプのバッテリーは殆ど見なくなりましたが、看板通り!耐久性を向上させてくれたと唸る添加剤であります。 たまたま長期に渡り使えて効能を確認しました。・・富山の家庭常備薬みたいな気持ち?。 さて、車庫にあったディーゼルSUVも旧来の重たいバッテリー2個搭載で寒冷地仕様(普通の土地でも色々と頼もしい装備ですね)。しかし、こっちは全く添加剤無しでバッテリー交換も退役まで普通のサイクルのまま退役しました。のび〜太みたいな部品を早く取り付けて試すべきでした。             遂に電気自動車までも応用技が活かせる時代到来。率先して被験者になってくださる紹介品は助かります。クルマの延命処置?は見ていても楽しいですから。

  2. s308sti より:

    ケイイチさんはなんか勘違いされているようですが、あくまで鉛バッテリーの電極に出来たサルフェーションを砕く、落として電極面積を正常にするであってLi-ion、ニッケル水素バッテリーには関係ないです。純正の工場出荷時に乗っているバッテリーは見た目はしょぼいですが、ショップで売っているグレードの低いものよりは電極も厚くて耐久性はあります。
    アースに関しては純正はコストの絡みもあって圧倒的に足りてないです。適材適所で使うとAT、電スロも設計本来?の働きをします。

  3. aki より:

    上記記事でご紹介頂きました、レガシィB4に乗っているaki@山梨です。
    結局、新車から9年8ヶ月バッテリーを使いました。
    のびー太と、クレのボルトブースターをご紹介頂いた、国沢さんのお陰です。
    9年目も後半となると、さすがに少しエンジンスタートのセルが重い状況となってきたのと、5年目のバッテリーが入手できたので、交換しました。もちろん、のびー太装着。
    5年目のバッテリーは、パナソニックのカオスです。
    メンテフリータイプとのことで、寿命を見るサインもあり、それは正常だったのですが、6年目、寒い日の朝、スターターセルが元気なくなり、アレレと思い、メンテフリー式なので交換しか手は無いかと思ってました。
    ただし、カオスは、上部のフィルムを剥がせば、電解液を補給できる構造なので、チェックしてみたら+極側の2番目までの部屋の電解液が減っていました。
    液を補給し、暫く走行したら、寒い日でもセルモータが好調になりました。
    2月で11年目に突入する、BE5 レガシィですが、5MTとビルシュタインサスいうのもあり、運転が楽しいです。(特に雪道。)
    以上、情報でした。

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