クルマ離れ着実に進む

再びNY原油先物相場が上昇中だ。世の中、何かを作り出す
仕事の他、何ら作らない仕事もあります。本来なら前者無しに人間は生きていけないハズなのだけれど、お米を作っている農家より「虚業」の代表であるファン
ド会社(彼らも正義を主張するけれど、大儀で考えるとサポート役のハズ)に勤める方がカッコ良いとされている。

虚業の人間達はメシを喰うため、またぞろ原油相場に参入してきた。おそらく今まで高い原油を買うのをガマンしてきた人達が、相場の下落を受けオーダーを入れ
てきたのだと思う。そいつを利用し「需給バランスが再び崩れた。原油相場は上がる」と顧客達を踊らせているのかもしれない。未だ使い切れないほどお金を
持っている連中もいるのだ。

再び1リッター200円を目指すのか? そんなことないだろ
う。もはや原油価格はピークを見たと考える。日本の場合、リッター180円を突破したら、消費量が極端に減るというのも判明した。こらもう世界的に共通す
ること。むしろ原油価格の再高騰は次世代エネルギーの開発を促す。仮に多少ガソリン価格が上がっても短期的なもの。ジタバタしないことをすすめたい。


回の原油高騰で、多くの人はガソリンが嫌いになり、クルマ離れもイッキに進んだんじゃなかろうか。あまりクルマ乗らない生活を考えるようになったハズ。ち
なみに私の場合、以前から「ドライブ」と呼ばれるクルマに乗ることを目的とした遊びはしたことがないし、300km以上の移動は鉄道や飛行機だったので変
わりませんけど。

いずれにしろ燃費の良いクルマ以外、売れなくなることは間違いあるまい。来年のインサイトやプリウスに代表されるECOカーは猛烈に売れると予想しておく。

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