暴走防止デバイス

毎日のように暴走事故は発生している。12日に東京の青梅街道でポルシェが暴走。6台に追突し、歩道へ乗り上げた時点で、アクセル全開のままだったという。原因は脱法ハーブだということで15日に逮捕された。この事故、郡山の6台追突と同じく、前方が人通りの多い横断歩道だったら大惨事になっていたと思う。

下のユーチューブはアメリカで発生した暴走事故。自宅の車庫に入ろうとして急加速。そのまま建物に突っ込み、さらにバックで暴走したと思ったら、今度はDレンジにシフトしたらしく再度前に飛び出し建物に衝突。そしてまた全開バックでスピンしている。シロウトならアクセル戻らなくなったように見える事故だ。

・ユーチューブの事故動画

でもジックリ観察すると、何度かエンジン回転数は落ちている感じ。意図的にやっているんじゃなかろうか。といった具合で人間側のコントロールなど出来ない。いつ普通じゃなくなってもおかしくないですから。こんな時のため、様々な暴走防止技術が考えられているのだけれど、残念ながら装着率は低いまま。

例えばアメリカの暴走事故形態ならクラウンが装備している簡易型暴走防止機能で防げるだろう。バック時に暴走した時を想定したもので、全開バックからDレンジに入れてもアクセル全開にならないという機能。上の動画のケースだと、突っ込んでバックしてDレンジに入れてるが、その時点で稼働し失速する。

・クラウンの「ドライブスタートコントロール

上記デバイスの開発チームに聞いたら「お金が掛からないので何とか採用して欲しいと談判し聞き入れてもらえました」。タダなら採用。お金掛かるならやらない、という姿勢は疑問だらけだけれど、その気になればタイしたコスト増を伴わずに相当の安全ネットを構築できるだけの技術が育ってきているのだった。

昨日、トヨタから次期型ISのスモールオーバーラップ未対応の件について回答を貰う。要約すると「IIHSの試験方法の変更の段階で開発は終了していました」。同じ時期に情報を得たホンダは開発中のアコードを猛急で対応ボディにしただけでなく、マイナーチェンジのシビックも対応している。急げば間に合った。

最終的には「自社の努力やコストよりお客さんの安全を確保したい」と思うかどうかの違いだと考えます。


4 Responses to “暴走防止デバイス”

  1. 白木 晴幸 より:

    トヨタの殿様商売ぶりが端的に出てますネ。これではレクサスのブランドイメージも上がらない訳です。「コストダウンと言い訳」を考える暇があったらもっと「お客の安全」を考えてもらいたい。

  2. CVCC より:

    >急げば間に合った。
    ですよね・・・
    ホンダとトヨタの企業姿勢の違いが如実に出ていますね。
    衝突安全ブレーキ
    新レクサスIS:無し
    新アコードHV:あり(国沢先生が試乗した段階では人の感知もあり)
    スモールオーバーラップ衝突
    新レクサスIS:未対応
    新アコードHV:対応済
    HVの電池
    新レクサスIS:ニッケル水素
    新アコードHV:リチウムイオン
    新レクサスISは、これだけかけるべきところにお金をかけていないのに、
    価格
    新レクサスIS:400万以上
    新アコードHV:300万円台
    ・・・一体どこにお金をかけているんですかね。
    よく、トヨタは1000円コツ度を余計にかけると売値は10000円上がるから、なかなかコストがかけられないという話が雑誌に書いてあったりしますが、
    十分ありえることなのかな、と感じましたね。

  3. かず より:

    社会貢献っていうか、安全なり環境性能はほぼイコールの関係が成立すると思うのですが。走りの性能だって大事ですが。言い換え若しくは言い訳になりますが、苦手の部分をカバーしてくれる、肩を持ってもらえるぐらいの擁護も期待出来るかと。ピンクのクラウン、あともう少し深みある企画なら大絶賛!!同じような事が、ロールスロイスも。イギリスの有名DJが立ち上げた、乳ガン患者のサポートキャンペーンにロールスロイスが賛同し、ピンクのゴーストを。貸し出して得た収益は寄付です。同じピンクの車の企画でも、なんだろなぁ…。このイギリス発のニュースに、なんか今一番足りてない何かしらの要素を浮き彫りにするきっかけになれば、トヨタ自動車はレクサスでも、欧州車と文化的価値を現地にて勝ち得る事が、出来るのではないでしょうか。安全はトヨタの願い…や、人へ地球へ社会へ…、なんてキャッチフレーズも、FUN TO Drive と共に有りましたねぇ…(^_^) 今企業としてのトヨタには、深みあるあともう少しの何かが足りないと、感じます。急がば回れ〜じゃないですか。

  4. こはだ より:

    レクサスはお金持ちの買う高級車?
     いいえ、いざという時の安全性優先で、お金持ちの人は本田を買えばいいんです。
     トヨタ(レクサス)ほど錆に対する耐久性がなくとも、防錆処理して、それでもだめなら早めに買いかえればそれで済む話です。

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