轢き逃げなのに無罪

京都の事故の動画を見て交通事故の鑑定人とかがコメントを述べている。聞いていて呆れるばかり。あの速度でステアリングコントロールが出来ると思っているのだろうか? 私は運転に多少自信あるけれど、狭い隙間を全開で走れるほどの技量を持っていない。車両の動きに意志を感じません。

少なくとも逃げようとしてたんじゃない、ということは誰にでも解るハズ。自爆しようとしたのかもしれなけれど、その場合、なんであの場所になったのか? また、この記事でも「右のブレーキランプが点灯」とあるけれど、ブレーキランプってあんな小さくない。そもそもハイマウントストップランプが点く。

全てのメディアと警察が「運転していた」という結論を出したがっているように見えてならない。警察にゃ何も期待しないけれど、そうじゃない可能性を探るメディアがあってもいいような気がします。また、今日あたりから「バックした」とか「怒鳴っていた」「ホーンを鳴らしていた」いう話は無くなってきた。

運転中の事故と言えば「てんかん」ばかり話題になるが、低血糖での意識低下による事故も多い。下の事故の例は「事故を起こしたことを全く認識できていない」ということで無罪になったという。低血糖の事故は脱力する傾向なので暴走しにくいと言われているけれど、危険なことは間違いない。

轢き逃げなのに無罪

医師も低血糖の意識障害については危険だと認識しており、下でリンクした沖縄の病院の資料は2002年に出されたもの。なのになのに。今に至るまで何の対策も打たれていない。明らかに警察の手落ちだと思う。何もしてこなかったから上の事故が起きてしまった。被害者にとっちゃ納得できまい。

低血糖と運転について

先日も書いた通り運転中に意識を失う可能性のある人は、安全装置付きのクルマに乗ることを『眼鏡』と同じく条件として付けるべきだと思う。折しも2014年から横滑り防止装置が標準装備になる。この機能を持っているクルマなら、アイサイトのような光学カメラを加えれば安全装置が出来上がる。

・アイサイトは人も感知(動画)

軽自動車だってアイドルストップ付き車の多くが坂道発進用に横滑り防止装置機能を持つ。79万8千円のミラ・イースですら電子スロットル+横滑り防止装置付き(センサーを一つ追加すれば稼働します)。アイサイトと同じく10万円高くらいで装着可能。ECOカー減税より有意義でしょう。

・ECOカーアジアは「企業は続々と自家発電へ

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