日産オールラインナップのポルトガル試乗会(10日)

5月8日 起きたら目の前に海! 素晴らしいロケーションであります。8時30分からプログラムがスタート。と言っても本日は30分ほどのプレゼンテーションの後、試乗会のベースに移動し、1周すると約26kmのコースを乗りまくる、というもの。

508.jpg


地味なクルマと思いきや、けっこうカッコよす!

会場に行くと先日北京のモーターショーで見た次期型ティアナや、新型ムラーノ、そして一度乗ってみたかった『アルティマ・ハイブリッド』、デュアリスのアメリカ向けモデルである『ローグ』、そしてスペイン工場で作っている『ナバラ』など並んでる。こらもうガンガン乗るしかあるまい。

大いに期待していた次期型ティアナ(クラウンと同じ動きの良い新世代のKYB製ショックアブソーバーを採用している)の乗り心地だけれど、今回準備されていたのは量販前のフェイズとのこと。大器の片鱗は感じたものの、ローグの乗り心地にゃ届いておらず。市販車でキッチリ評価したい。

5082.jpg


先代よりずっとカッコ良くなった新型ムラーノ

9時から17時少し前まで、昼食を挟み8周もしちゃいました。一般道ばかり208km走ったことになる。最後にマーチCCのTOPを開けて街中を走ってみたが、いやいや最高に気持ち良い。

5月9日 本日はエストリルサーキットへ行き、GT-Rとインフィニティ部門、そして商用車の試乗である。個人的に興味あったのが商用車。まず日本じゃ販売されていない『インタースター』から味見す。このクルマ、全長5,4m×全幅2mのボディに、2,5リッター150馬力のディーゼルターボを搭載してます。

日本で売ればハイエースのワイド&ロングボディとガチンコになるクラス。走り出すと「素晴らしい!」とウナりっぱなし! 乗り心地なんかハイエースの比じゃない。高級感さえあるのだ。今回の試乗会で一番気に入りました。

intre.jpg


これの多人数乗車モデルもあります

2番目のお気に入りは、インタースターより一回りコンパクトな『プライムスター』。2リッター115馬力のディーゼルターボを搭載している。これまた良質のショックアブソーバーを採用しているためだろう。乗り心地良く、商用車にしとくのがもったいないほど。

pri.jpg


サイズは5,2m×1,9m

3台目は4トントラックに相当する『アトレオン』。3リッター150馬力ディーゼルターボを、全長7,5m×全幅2,4mのボディに積む。皆さんサーキット内に作られた特設コースで試乗しているが、私は一般道に繰り出してみました。日本より狭いヨーロッパの道だと若干持て余し気味なれど、インフィニティの試乗コースになっている海沿いの道など流す。自然とニンマリしちゃうくらい楽しい。

ATLEON.jpg


大きなクルマを操るのは単純に楽しい

グローバル試乗会とあって、日本のタクシーも用意されてました。ポルトガルでタクシー見ると新鮮。久しぶりにハンドル握ってみたら、これまた楽しかったっす! 今日もタップリ乗りました。

TAXI.jpg


けっこうウケる!

出発する日に成田EXPに携帯を忘れたのだけれど、やっぱり見つからないそうな。良い機会なのでauに切り替えるか?

5月10日 モーニングコール4時30分。5時集合で空港へ。仕事なんだから仕方ないけれど、滅多に来ないポルトガルを見たかったっす。議員さんや役人達は海外に出ても観光旅行のついでに視察を組み込む感じ。私ら民間は朝から晩までスケジュール入っている上、ノリシロ全く無し。

試乗会は基本的に街から離れた場所で行われるから周囲は海や山ばかり。買い物さえ出来ません。そして仕事終わったら可及的速やかに帰国するのみ。夜も時差ぼけで超眠いため、夕食終わったら速攻ベットです。議員や役人も少しは見習えっての! 

フライトタイム2時間31分。ルフトハンザのA321-200機でフランクフルト。ラウンジで原稿書きし、約2時間のトランジットで13時55分発の成田行き。晩ご飯食べ、持ってきた『4400』(アメリカのTVドラマ)見て寝。

 

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ