PWCに乗る

早起きして原稿書き。9時半に家を出て平塚で行われているPWC(水上バイク)の試乗会に行く。遊んでいるように見えるかもしれないが、ボート・オブ・ザ・イヤーのイベントです。下のPWCはシードゥーのトップモデル。260馬力! を発生するロータックスの1,5リッター3気筒過給エンジンを搭載してる。

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乗ってるのは山崎海師匠

まぁパワーあるのなんの! ウカツにスタートからアクセル全開すると、ニンゲンだけその場に残ってしまう感じ。ハンドリングもシャープ! ポルシェのGT2といったイメージでございまそいた。下は男カワサキのトップモデルで、これまた260馬力の過給エンジンを搭載しており速い!

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レース用のPWCはカワサキが世界TOP

最近のPWCは安全性も向上してきており、ビギナーが乗るときにはパワーを抑えるシステムも付く(カワサキはキーが違う)。シードゥーはブレーキも付いてます。風もないので相模川の河口から海に乗り出す。伊豆半島から富士山、大島、江ノ島までクッキリ見える。ただ広い海にPWCで出ると少しばかり心細いです。

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元祖Lクラスミニバンの復権なるか?

続いて横浜に移動してエルグランドの試乗会。試乗レポートは金曜日にオールアバウトで速報を。ステアリングのキックバックが大きいことを除けば良いクルマに仕上がってました。動力性能も2,5リッターの4気筒で十分。というか乗り心地なども2,5リッターの方が良かった。

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小泉君は14歳

ベストカーでおなじみの少年自動車評論家の小泉君が試乗会に行きたいというので誘ってみた。とても楽しそうでした。韓国や中国の自動車ジャーナリストに負けないよう、このギョウカイも新しい価値観を持つ若手を育てないとアカンです。興味ある人がいたらいつでも相談に乗ります。

試乗終わって開発担当者と話をしていたら、今は企業広報を担当している女性が2人やってきて「国沢さんは最近日産に冷たいじゃないですか」と怒られてしまった。いやいやそんなつもりないですけど‥‥。最近どこもそうだけれど、女性に嫌われると仕事しにくくなっちゃう。そう見えるのかなぁ〜。

日産というよりマーチにゃ厳しいかもしれないですけど。リーフだってギョウカイで予約したの、私だけだし。いずれにしろ公平に感じないのなら、是正しなくちゃなりませんね。終了後、軽井沢に移動して原稿書き。22時に到着した時の気温20度。灼熱の練馬を考えると別天地でございます。

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2 Responses to “PWCに乗る”

  1. アミーゴ5号 より:

    「国沢さんは最近日産に冷たいじゃないですか」の後に
    「でも実は、私たちもやりにくくて仕方がないんですよ〜、もっとGO〜NGO〜Nに言ってやってくださいよ〜」が
    続くと思いますよ。
    広報さん、読み間違えてたらごめんなさい。
    でも自分は20年来の日産オーナーとして、痛切に感じています。

  2. 真鍋清 より:

    この力作・新型日産エルグランドを見てトヨタ・エスティマで行ったある武勇伝を思い出してしまった。
    聞くところによると、現行エスティマの2.4は4気筒の中国製エンジン(カムリ用と共通の167ps)だが、リミッターが装着されていない中国仕様が時速192km/hを現地で記録したといわれ、さらに条件さえよければ200前後まで行くという話をネット上にて発見したことがある。
    現に我が国に現存するエスティマ2.4の中にはリミッターをカットした個体が一定パーセンテージあると言われ、彼らは長い直線で200km/hを出しうるポテンシャルを有することになる。無論そこまで達するには相当な時間と直線距離を必要とするのは事実だが、167ps+空車重量2t弱+あれだけの前面投影面積を持ったワンボックスを米車ダッジ・キャリバー2.4(170ps/192km/h)を上回りボルボV70 2.4(170ps)に迫る速度域まで引っ張り上げるトヨタ製4気筒の機械効率は一廉のものであることを再認識させられよう(お世辞にも洗練されないガ行の咆哮さえ我慢できれば)。
    そんなエスティマだが改革前のトヨタの悪癖=フニャ足の悲しさ、直線こそ高性能を発揮できてもコーナリングになるととてもではないが目も当てられず、伝統的ワンボックスの現実に戻されてしまう寸法だ。
    そうした意味でダンパーからブッシュ、サスの減衰特性全般を煮詰めた日産の新型エルグランドは単なる直線番長にとどまらず育てようによっては姉妹会社ルノーのエスパスや欧州フォードのS-MAXに匹敵する「ワンボックスの皮を被ったコーナリングマシン」に変身するポテンシャルも有していると思うし、同車のハイウェイスターの仕上がりに期待したい。
    逆に言えばこのエルグランド、全高1.8m+のワンボックス・ボディ(横置きFFだが)に3.5のV6/280psともなればリミッター解除にて最高250±5km/hの理論計算値さえ期待できる(※米国で時速242km/hをフリーウェイで記録し、まだ加速の余地を残していたGMのミニバン・ビュイックエンクレイブ3.6L/275psがエルグランドと同等のサイズ・前面投影面積であることから鑑みて)からには我々小型車乗りにとっては恐ろしい敵が出現することにもつながり、リミッター解除されたエルグランドに背後に迫られたら即座に避けなければなるまい、重量2トンの塊に襲われたのでは一溜りもないから!

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