スバル魂、復活?(23日)
早起きして大磯プリンスで行われているスバルの試乗会へ。あまり期待してなかったものの、乗ってびつくり! 全く味付け変わっているぢゃありませんか! そういえば総料理長が交代していたのだった。話を聞いてさらに驚く! 以下、興味深いので少し詳しく紹介してみたい。
富士山周辺をPM2,5の帯が通過中
人間の身体の構造って、落ちる方向に弱く、ツキ挙げ側に強い。つまりマイナスGに弱く、プラスGにゃ強く出来ている。戦闘機などプラスは9Gくらいまで使うが、マイナス側は限界で1G。それ以上のマイナスGを掛けると血液がアタマに集まってしまい危険な状況になってしまう。
プラスのGは下半身に血液が貯まるため耐Gスーツの圧力高めればOK。マイナスGは耐Gスーツじゃどうしようもない。も少し具体的に書くと、水平飛行から急な降下に移る際、操縦桿を前に倒してダイブするのでなく、機体を180度捻りプラスG掛ける(機体の構造もマイナスGを考えていない)。
自然界だと落下時の0Gが最大であるのに対し、プラスGは日常的。高いところから飛び降りると必ず着地でプラスGになりますから。そんなこんなでクルマの乗り心地のセッティングも、プラスGは出したって問題なし。0G側を出さないようにするというのが常識だと思っていた次第。
つまり縮み始めの減衰は強めに。伸び側の最後をやさしく、といった具合。ところが今までスバルの乗り心地評価は上下均等の波形(正弦波)だったそうな。伸び側も縮み側も同じ評価ということ。飛行機屋さんだから当然人間の特性に合わせていたと思っていたのに‥‥。
今の料理長は正弦波じゃダメだと認識し、人間の感性に合わせようとしている。こらもうマイナーチェンジしたインプレッサや年次改良受けたXVに乗るとハッキリ解る! スンゴク快適になってます。今までダメ出ししてきたXVが好ましい乗り心地になっているのだから素晴らしい!
スバルの乗り味は大幅に変わっていくことだろう。この6~7年というもの、新しいスバルに乗ると失望ばかりしてきた。どうやら大反転するだけでなく、凄いレベルになると思う。ディーゼルなど熱効率の良いパワーユニットを得たら、再びスバルのブランドは急上昇するに違いない。
そう言えばアイサイト以外のスバルを長い間褒めていないです。
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