デミオD、やっぱり105馬力!(29日)
皆さん「ディーゼルは速い!」と考えているようだ。確かにトルクが太いため、試乗すると「凄い!」と思ってしまう。しかし冷静になって考えてみればデミオDで105馬力なのだ。1,3リッターガソリンエンジン+5馬力でしかない。CX-3も、1,3トンのボディに1,3リッターガソリン積んだのと同じ。
130馬力くらいあれば最高です
したがって加速タイムを測ればタイしたことないし、最高速もそれなり。絶対的な性能は馬力は重要である。ちなみに175馬力のアテンザDより、184馬力のBMW 320dの方が速い。また、320dの最高速は230km/hであり、トルクで大差付けている320iの233km/hより遅いのだった。
週末、ツインリンクてもぎでS耐を行なわれたのだけれど、今シーズンからデミオDが出場してます。予選タイム見たら、クラスTOPのフィットから12秒遅れ。1,2秒ではない。チーム&ドライバーは、もし新型デミオに1,5リッターガソリン車があり、そいつを使ったらトップ争い出来るレベルだ。
本来なら105馬力級エンジンと戦うようなクラスが適当だと思う。S耐は1,5リッターガソリンと同じクラスだから、まだマシな方。それでも大差です。なのに全日本ラリーなど見ると、排気量1,5リッターにターボ係数を掛けられ、86などと同じクラスに入れられてしまう。ダートラも同じ。
モータースポーツ界はもう少し新しい技術に対し勉強した方が良いと思う。いや、古い技術も知っておくべきだ。全日本ラリーではRX-8が1400cc以下クラスに含まれる。確かに13Bロータリーの排気量、1308ccです。こらもうロータリーエンジンが全く理解出来ていない。
クランクシャフトに相当するエキセントリックシャフトが1回転する毎に爆発は1回なのだ(言うまでもなく4ストは2回転毎に1回爆発)。2ストロークと同じくらい馬力を稼げる。だからこそ13Bで250馬力/216Nmも出せるのだった。こいつを1400ccの4ストと同じクラスにするなんてありえない。
2倍は厳しいにしても、ムカシのように1,7倍程度の係数を掛け、2000ccクラスに入れるべきでしょう。でないと1400cc以下のJN-1クラスは絶版車であるRX-8クラスになってしまい廃れる。ロータリーを除き、ディーゼルの1,5リッターを含めれば、軽自動車ターボだって出てこられるだろう。
もう少し真剣にモータースポーツの活性化を考えるべきだ。終日原稿書き。そうえば最近ネタを使われちゃうことが多くなってきた。自分で書こうとしたら「あらま!」というケース、多いです。後出しすると私がパクッたようになる。フェイスブックなどで先に書くのはやめようかと。
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