BYDのSEAL08のスペックを見て「もはやチギられたかもしれません」。日本勢は挽回出来るのか?

BYDが『SEAL08』という最新の技術を投入したモデルを発表したのだけれど、スペックを見てウナる! 車格としてはトヨタの最新モデルである『bZ7X』と同じ全長5150mm×全幅1999mm×ホイールベース3030mmというメルセデスSクラスに属すのだけれど、性能がダンチだったりする。最大の「ホントかね!」が充電時間。電池容量88 kWhのbZ7Xは50%を貯めるのに24分。

カタログ航続距離700kmなので、スペック上は24分の急速充電で350km走れることになる。SEAL08といえば、87%を9分で入れる。航続距離905kmなので、787km走れるということ。5分なら437km! ガソリンスタンドの給油感覚で400km以上の航続距離を持つのだった。こうなると自宅での充電など不要。エンジン車と全く同じ使い勝手になるだろう。日本の技術だと厳しい。

もっと驚くのはバッテリー容量92kWhで905kmの航続距離を実現していること。bZ7Xは88kWhで700kmである。SEAL08の電費がメチャクチャ良いと言うこと。電気自動車の航続距離を伸ばすには、電池をたくさん積むことの他、電費を伸ばすというアプローチがある。SEAL08の電費ってスーパーワンと同等なのだった。ボディサイズ大きく車重だって2160kgあるのに。

トヨタはbZ4Xのマイナーチェンジで新しい半導体を採用。結果、航続距離を大幅に伸ばした。前期型は71.4kWhで航続距離567kmだった。現行モデルで74.7kWhと少し増やしただけで746kmに伸びている。BYD、bZ4Xより2クラス大きいモデルで同等の電費を実現してきたのだった。繰り返すけれど、充電時間と航続距離を考えたらエンジン車と同じように使えてしまう。

日本勢は世界の市場でBYDのようなライバルと戦わなくちゃならない。少なくとも中国では今のスペックだと日本勢が生き残ることは難しいと思う。欧州市場だって厳しい。SEAL08を見るまで日本勢もまだまだ戦えると思っていたけれど、私自身、初めて「こらマズいかもしれない」。ちなみに航続距離や充電性能以外のスペックや、クルマの「キラキラ感」も強烈です。

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