ミライースの売れ行き

ミラ・イースは2週間で2万5千台の受注を得たという。ただミラ・イースの場合、発売1ヶ月以上前から予注を受けていたため(しかも値引きしていた)、発売後の受注じゃないかもしれない。でも今後間違いなく売れると考えている。もしかするとダイハツで売れる軽自動車の3分の
1くらいになるんじゃなかろうか。

ちなみに初期受注を見ると最廉価グレードは2〜3%しか売れていないそうな。売れ筋は99万5千円の
『X』で、6割を占めるのだとか。まぁ初期受注の常で上級グレード比率高い。おそらく徐々に89万5千円の『L』(CDオーディオや集中ドアロック、ホイールキャップが標準装備される)になっていくと思う。

興味深いことに当初、ブリヂストンのエコピアEP150は最廉価グレードの『D』
にしか装着されないのだという。試乗車も全てヨコハマのブルーアースA34だった。なぜ最廉価グレードのみEP150なのかは、開発担当者に聞いても「解りません」。購買の事情なんだろう。もちろん乗るとキャラは違うと考える。

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韓国製タイヤじゃダメだったのか聞いてみたら、やはりこのクラスのECOタイヤは日本製が優れているそうな。少し安心した感じ。ただショックアブソーバーについちゃリアに韓国の大宇製を使っていた。採用の理由は明確。コストパフォーマンスが高いから。ショックアブソーバーも韓国製が増える?

韓国製のショックアブソーバーは決して悪くない。いや、乗り心地を考えればショーワに匹敵するクオリティを持つ。タイヤと違って見えない部品なので、今
後韓国製比率は増えていくこと間違いなし。というか、どこのメーカーに聞いても「脱日本」の方向。特に部品ギョウカイが厳しいかもしれません。

・ECOカーアジアは「リーフでロングドライブ

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7 Responses to “ミライースの売れ行き”

  1. ケイイチ より:

    失礼いたします。
    軽自動車なんて日本の国技みたいな分野
    ですから韓国も興味の対象ではなし。
    日本製が軽クラスでタイヤ性能の充実は
    納得ですね。もしもコスト面でダンパー
    などが韓国製に移行しても、その品質が
    高ければ安心なので、家電品からクルマ
    に至るまでジャパナイズ(?)が励行さ
    れても消費者には都合がよいです。
    ただ・・日本企業にはキツイ話。
    将来、技術や生産施設が拡充のため日韓
    の合併や統合が進んでいそうです。
    アジア!製品の更なる向上やエリア全体
    に共同体を派生させる原動力になるか?。
    脱日本は防ぎたいところ。
    ブルーアースかエコピアかの選択につい
    ては、乗り心地性能よりも採用条件は?
    価格でしょうか。
    現在、ランフラット・タイヤくらいなら
    最高の技術域みたいですが、そろそろ・・
    日本企業は、転がると摩擦抵抗や発熱に
    より”発電するタイヤ”まで投入してき
    そうですね。
    ダイマツ(マツダと提携したか?に聞こ
    えるユーモアですが)ミライースならば
    東北被災地にも費用の負担が軽減できる
    人気車になりそうです。
    それよりも、災害で増水や泥濘地になり
    生存率を上げるクルマ開発、ジムニーと
    かパジェロではなく、ミニバンクラスの
    スペースユーティリティーを備えている
    軽のSUVが必要なのではないですか。
    冠水や土砂で行く手を阻まれたクルマの
    映像を見て、乗用車クラスより早く必要
    な気がします。 ハイトールでの安定、
    地上高に余裕を与えた汎用AWD。 
    日本の都市型SUVは、脱ミニバンとの
    分かれ道。 今後、半世紀あたりの災害
    事情を考慮していくと・・・次世代は?。

  2. jun より:

    若者世代の失業問題が発端となったウォール街のデモが広がりを見せていますが、それにつれ消費者のAmerican Made Carに対する意識も高まりそうです。ヒュンダイに追い上げられている日本勢ですが、トヨタやホンダには風向きが変わる可能性も。
    ヒュンダイの躍進を支える格安の韓国部品利用の割合を減らし、アメリカ製部品の割合を増やせば、現状の車作りを続ける事は困難になる事も有り得るかと。

  3. さね より:

    バシバシ売れてまくってほしいです。そして燃費表示悪くなってもMTがラインナップされたらいいなぁ。ダンパー部品の話で思ったんですけど、ネットで掲示板、スレとか見ると、あまりに民族感情なのか韓国製品に対して誹謗中傷が酷い人多いよーな?基本自分は右よりの考えです。にしても、愛国心は大切ですけどお隣の国だし、よきライバルとして暴言はよくない!向こうにも同じ人もいるでしょうきっと反日教育あるらしいし。民族風習も違うし、歴史的背景や今も領土問題ありますけど、それに同じ朝鮮半島にかなり危険な国も控えてますが… 難しい問題ですが、日本国はなにも恥じることはないし、相手がどう出てくるなり、くだらないことゆうよりドシっと構えまえるのが日本人らしいし。竹島も北方領土も日本国所有の領土です!これは政治家の政策の不甲斐なさすぎと、憲法第9条にも関係してくるので置いときます。サプライヤーも韓国に負けないよう頑張ってほしいです。国ももっと円高や、国内産業を活性化できるような政策にしてほしいです。関係ない話でしたが、ついつい思ったんです。しかし部品の多くが海外の部品になるのか… 苦しい時は必ずあるし、日本人は負けない優れた技術があるはずだし、サプライヤーは乗り越えられると信じてます。

  4. 団塊eurasia より:

    ミラ・イースの売れ行き、受注が好調とのこと、まずはダイハツ技術者の努力に拍手を送りたいと思います。
    但し、人気の理由は「デザイン」でも、「低価格」でも無く(売れ筋は99万5千円の最上級Xグレード)、クラス1の「低燃費」であることは明白です。                       今後、ますますクルマ選びの要素としてエコ(低燃費)かどうかが重視されると思いますが、メーカーの発表する燃費性能の数値(km/l)だけでクルマの優劣を比較し、購買の判断基準にするのはあまり賢い考えではありません。
    そのクルマの実燃費は、ドライバーの運転技術や運転環境で大きく変わり、運転操作の無駄をなくす(しなやかでスムーズな運転を心がける)ことで燃費性能の0.5-1.0km/lの差など、すぐに逆転します。
    今後、各自動車メーカーから「低燃費」をキーワードにした新型車が続々と発表されると思いますが、No.1を巡って無意味な数値宣伝競争になるのではないかと危惧しています。
    私としては、低燃費だけを追求するのではなく、外・内装のデザイン性が高く、購買意欲をかきたてる妥当で魅力的な価格、かつ運転してファンな新型車の登場を期待します。
    尚、この件に関し、スカイ・アクティブの新型車に運転評価システム(i-DM)を標準装備し、エコ運転の啓蒙をする活動にマツダの良心を感じます。(拍手!)

  5. 真鍋清 より:

    ダイハツミライースの好調な売れ行きに小生も素直にエールを送りたい!
    小生も今のヴィッツ(目下91845km)が12-15万kmに達したらイースのXにオプション或いはアフターパーツで後席ヘッドレストを取り付けて購入したいと考えている。
    その頃は軽規格フルサイズのモデルばかりでなく、イースユニットを応用したよりコンパクトで、全幅も規格を10cm程度下回るバリエーションが展開していることを期待したい。韓国製ダンパーの多用による国内空洞化は他の皆さんと同様非常に心配ですが、円高を生かし、経営にもモノづくりにも我が国にしかできないオンリーワンを生み出していくこと以外に解決策はない筈です。

  6. とある群馬の富士重症 より:

    イースは装備が微妙なのでは?なんて最初思いましたけど、
    よく考えたら10万キロ走る前提なら燃費差で86万のミラより99万のミライースXの方がお得なんですね・・。
    営業の人に解りやすく説明されたら間違いなくミライースを買いそうな気がします。
    ただ年間5千キロ程度の人なら通常のイースもありなんでしょうか。
    スーパーでの買い物メインで使う人ならキーレスはかなりありがたいですし。
    最廉価グレードも「誰が買うの?」と思いきや、塗装まで自分でやるような人ならお得なグレードですね。

  7. ままるる より:

    フロントのショックアブソーバーは中国製(ショーワ現地法人)ですよ。こんな感じで、ミライースの部品は海外生産品を多用して安価に仕上げています。このクルマは、MADE IN JAPAN ではなく、ASSEMBLED IN JAPAN と言った方が正確かと。。

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