さらにIIHSの衝突試験
昨日の続きです。12月20日にIIHSはミドルクラス20車種のスモールオーバーラップ衝突試験の結果を発表した。このうち『G』評価を取れたのは、デビューしたばかりのアコード4ドアと、2010年に発売されたスズキ・キザシの2車種のみ。やはりスモールオーバーラップは相当厳しい試験内容だと考えていいだろう。
動画を子細に見ると、評価の高いクルマは衝突した直後、車体がバリアからズレて遠ざかって行く。評価の低いクルマはバリアを直撃し、Aピラーが完全に押し込まれている状況。また、運転席エアバッグを空振りし、サイドカーテンエアバッグにも当たらずAピラーに頭がモロに当たっていそうなモデルもありました。
私のクルマの兄弟なんか非常に厳しい感じ。詳しくは下のリンクのページの中央「セーフティアワード」の右側の上から3番目の『ミッドサイズ』をクリックして頂きたく。知りたい車種をクリックし、さらに『スモールオーバーラップ』の年式をクリックすると、写真や動画をチェックすることが出来ます。例えば「アコード4ドア」です。
結果を見る限り、基本設計の古いモデルほど厳しい感じ。スモールオーバーラップ衝突に対応させようとすれば、車体をバリアに食い込ませないような構造を加え、さらにエアバッグで乗員をキッチリ捕まえるようにしなければなるまい。こんな酷い動画を見せられてしまうと、評価の低いクルマには乗りたくなりなります。
・ECOカーアジアは「低転がりスタッドレス」
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これは凄いですね…。勿論昨日の記事と合わせての感想ですが、かなり深刻な事態が公表されましたね…。
昨日のリンク先の動画を何回も繰り返し観ました。
要は…オフセット衝突の割合が多ければ「正面衝突」とほぼ変わらない(←ココは自信がありませんが)形態で乗員の進行方向真正面にエアバッグが展開すれば乗員を保護出来ますが、オフセットの割合が少なくなればなる程、衝突時に衝突して押し止められた箇所を中心に車体が進行方向へと回転する力が強くなる。そういう「正面衝突に準じたオフセット衝突対策ってどうなの?」という事ですよね?
「エアバッグが空振りする」というのは…要するに、
①質量の軽い人体はスモールオフセットの瞬間に生じた回転力によって「進行方向ベクトル+回転方向逆ベクトル=車体の回転方向とは逆の方向の斜め前」に飛ばされる。
②しかし質量の重いクルマ自体が回転方向ベクトルの力によって回転するには時間がかかる。
③よって①と②のコンマ数秒の時間差によって、「斜め前に飛ばされる」人体が「真正面に向かって展開する」エアバッグにキャッチされない。
という事ですよね? …物凄く素朴な疑問で何ですが…これって「エアバッグ」が「発明」された時点で想定&予測出来た事なんじゃないでしょうか!?
個人的な感想では、衝突した際の車体の潰れ方や各種エアバックの展開/不展開は「偶然そうなった」だと思います。フロントシャシーの構造やエアバッグ展開センサーの位置や感度等の「たまたま具合」が「たまたま」このテストで有意な差として現れただけでしょう。「G」評価のアキュラTLも「たまたま」サイドエアバッグが展開してくれたからフロントエアバッグとの合わせ業で運転席の人体頭部を保護出来た=要は「運が良かった/悪かった」の差異でしかないように思えます。
しかしメキメキと紙の様に潰れていくフロントフェンダー部分は衝突安全には全く寄与してないように見えますね! こればっかりは絶対的にフロント部分の短いコンパクトカーには酷な話でしょう! 「衝突した瞬間にサスペンション根元が外れてタイヤ&ホイールが飛んで行って、ホイールハウスがクラッシャブルゾーンになる」とか?しか思いつきませんね…。
PS1:アキュラTLはやっぱりカッコイイ! 以前ネットで逆輸入車を調べた事がありましたが高いの何の! とても手が出ませんでした(笑)。
PS2:このテストでは評価の低かったレクサスLSですが、今日の午前中にパールホワイトのスピンドルグリルの最新型を見ました! めちゃくちゃカッコ良かったです! 「ホントはコレが本来の姿で、今までは化けの皮を被ってたんです!」な程カッコイイ!威風堂々!正に「ザ・高級車!」 …もちろん絶対に買えませんが(笑)。中古でも全く手が届きませんが(笑)。
PS3:しかしまさかの伏兵キザシ! 只者ではないと思ってましたがこんな所の現れるとは! 実は今日の休日勤務の昼休みにローソンにLチキとオレンジジュース買いに行ったら
(笑)黒いのが停まっていて、改めてリアの独創的な造形に惚れ惚れしたばっかりです! 内装の「スイフト?」な質感の低さと変なメーターさえ何とかしてくれたら…もちろんリアワイパーも!…速攻で買いますよ!(笑)
ハードウェアだけで、安全性を高めようとすると巨額の費用がかかり、それは自動車の価格を跳ね上げてしまいます。
アコードの技術をFITにダウンサイジングすると価格が吊り合わない車になってしまうと思います。
じゃ、どうすればよいかといいますと、アイサイトのような技術をより進化させて、最悪衝突するにしてもその瞬間までブレーキでスピードを可能な限り減速させることで乗員の生存率を高められます。
つまり、どうやっても衝突が回避できない状況に遭遇した場合、人の判断では危ないと思ってブレーキを踏むまでの時間は早い人でも1秒、普通の人は、1.5〜2秒かかります。この時間をセンサーを使用すれば0.1秒とかでブレーキを掛けることができるのではないでしょうか?
そうすると、衝突時のスピードは人がするより減速でき、生存率がより高くなると思います。
安全に完全なるものはないので、故○○の叔母ちゃんの言っていたモア・ベターを実践して行くしなないと思います。
キザシ!!撤退が惜しい!!如何にエンジニアが余裕を持たせて開発してたか、わかりました。決められた範囲を頑張る事も大事ですが、範囲外のテストかけられたら…(ToT)。勉強と一緒かしら。カムリやA4より古いキザシがすばらしいなんて、皮肉ですね。来年度版は各社改良型にするでしょうが…。フロアパネルをいじってAピラーに力か集中するのを改善するだけでも、ダッシュボード周りやステアリングコラムの変位を、抑止するかと。
最終的には安全運転ですね。ぶつからない車でなく、ぶつからない運転。 衝突軽減装置は最後の保険てことで。今関東から本州の端っこに向かってますが古い車が圧倒的に多いです。出来れば安全な車がいいですけど勿論。 安全な車…普及すりよう税金安くしてお役人様、結局それが安全な車が増える最良の策だな。庇うつもりはないですが新型アコードは成績よかったらしいですね。安全スペース取るためにはデカくなるか車… もうサイズ大きくなるのはしょーがないと思ってます個人的に。軽自動車にコストかけまくってもこのテストクリア無理な気がする。いずれ技術でなんとかしちゃうのかもなぁ。ホンダ案外、真面目だったんですね。三菱はまたリコールで…残念(=_=)車が可哀想だし信用ならなくなる…なんで同じ失敗繰り返すのかな? PHEVなど見直してたのに、冷たい対応以外。これからこの衝突テストでメーカーの良心、真剣さが分かってきますね、いいことだ。各社頑張ってほしいです。こればっか言ってますが他に言葉がない(笑)