龍馬伝にガックシ

午前中原稿書き。14時からラジオ日本収録。芝公園まで首都高で行こうとしたら、けっこう混んでる。一方、VICS見ると下道は流れている感じ。青梅街道から新宿、信濃町、青山一丁目通って所用50分でした。このくらい流れてくれれば法外な通行料金をふんだくられる首都高など使わないで済むのに。

NHKの日曜日夜20時というワクで『坂の上の雲』をやっていたのだけれど、先週から『龍馬伝』になった。見たかったものの所用あって先週見逃す。本日、見ましたね。するとどうよ! なんだこりゃ! 同じ放送局のドラマと思えないくらいの差。てんでダメだ。何より面白くありません。監督も自身の才能の無さを感じてることだろう。

反捕鯨団体シーシェパードの新鋭高速船は、本来パワーボートでの世界一周最短記録を狙うために作られたもの。80フィートのトリマランハル(3胴ボディ)にカミンズの476馬力(軽油を使った場合)を2基搭載し、45ノット/83kmという最高速を持つ。建造費は2億3千万〜3億円説まで幅広い。

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『アースレース号』時代の勇姿。フネに罪はありません

ハルはカーボンと言われているものの、F1や航空機で使われている強度の高いドライカーボン(高温高圧で焼いたもの)じゃなく、価格を考えるといわゆるウエットカーボンだと思われる。いずれにしろ80フィートのフネで2億5千万円前後なら普通。また、レース艇とあり特攻を想定しておらず。

動画を見たら衝突でバウ(船首)がもげたようだが、沈むようなダメージではなさそう。ただ状況見ると、もはやケンカ。というか事実上の戦闘行為だ。日本側も「ぶつかっても仕方なし!」の気持ちで突っ込んで行ってます。国際法的には日本側にも2点の非が認定されてしまうだろう。

まず右側に見えるフネに優先権あること。右方より直進してくるシーシェパード側を目視したら、本来なら避行義務は日本側。避けなければならない。実際、シーシェパード側のフネが巨大なら日本側も避けたろう。ただこいつに関しちゃ「相手側が衝突させようとしてきた」と主張すれば免責になる可能性大。

問題は二つ目。衝突して乗員が落水しそうになっているのに(バックギアに入れているためペラに巻込まれれば即死)、日本側は放水をやめていない。ばかりか、乗員を狙っているように見えてしまう。この状況だと実弾撃つのに等しい。本当の戦争だったとしてもホメられぬ。衝突した時点で放水を止めて停船し、状況判断すべきだった。

このあたりは皆さんユーチューブの動画でご確認下さい。個人的には南氷洋までクジラを獲りに行って騒動起こすより、座間味の海まで子育てにやってくるザトウクジラでも撃ってみたらどうか、と思う。最近増えてきてるというので、1年に2頭くらいなら問題なかろう。それが出来ないのなら南氷洋遠征はやめるべき。

しかも調査捕鯨船、知り合いに鯨肉を配ったりするなど問題も起こしてます。国の税金だって投入されている。鯨喰の文化を残すという大義名分なら、これまで通り定置網などに入ってしまった鯨類を大切に食べればいい。ちなみにシーシェパードを援護する気持ちは全くなし! ヤツらも犯罪者です。

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