ゴーンさんのサウジアラビアのパートナー、大物です
越年となったゴーン疑惑ながら、ここにきて進軍ラッパ鳴らしていた朝日新聞もめっきり元気無くなってきた。特別背任罪として起訴出来るかも極めて怪しい状況。そもそもサウジアラビアのビジネスパートナーであるハリド・ジュファリ氏が事情聴取を受けるとはとうてい思えない。ゴーンさん、ジュファリ氏に払ったお金はビジネス上のトラブル等を解決するためのものだと言ってるそうな。
御存知の通りクルマ関係のトラブル、アメリカなど見ても訴えられたら10億円くらいの賠償金払うことなど当たり前。例えばホンダはシビックハイブリッドの実燃費が悪かったからと、140億円賠償の判定。トヨタも確定していないけれど、シート形状悪かったからと267億円の賠償を言い渡されている。中東で何らかのトラブルが発生していたなら、16億円と言われる交渉費用は高くない。
勘違いしている人も多いけれどサウジアラビアっていわゆる「国」ではない。もちろん王国と称しているものの実態からすれば「家」です。サウジアラビアという名前も「サウード家のアラビア」。日本のようば三権分立(怪しいですが)や、選挙など無し。江戸時代の我が国のようなもの。「この地域でビジネスをしたいなら16億円ね」と言われたら従うしかないのだった。
特捜部はゴーンさんの自白なければ立証しなければならない。そんなこと出来るのか? 誰だって難しいことが解る。100歩譲ってジュファリ氏の事情聴取したところで「日産車に乗っている王族とトラブルありました。内容については公表出来ません」と言われたら、そこから先にはいけまい。とにかくゴーンさんの自白無しには無理。新生銀行との付け替え問題だって難しいと思う。
違法は違法だろうが、1km/hの速度違反やアルコール呼気濃度計ったら0.05mg出たようなもの。そんなゴーンさんを懲役刑に出来るかと言えば、無理筋かと。保釈されたケリーさんについちゃ反撃が怖いのか(間違ったこと書けば名誉毀損で訴えられる)大手メディアは総ダンマリを決め込む始末。特捜部もヒマで困っていたのなら、モリカケ問題を取り上げればよかったのに。
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