停電時、プリウスならインバーター使うと100V/1500Wが使えます!

千葉県で大規模な停電が続いている。何度か紹介してきた通りリーフやプリウスなどは12Vバッテリーの電源として大きな容量持つ走行用電池からDC-DCコンバーターで100V換算だと1700W弱の電力を供給してます。したがってバッテリー端子にDCからACを取り出すインバーターを付けてやると100V/1500Wくらいまでの電力を引き出すことが可能。エアコンと冷蔵庫くらいOKだ。

電気関係は80%くらいで使うことをすすめておく

実際、何度も使ってみた。500Wの掃除機と1000Wの調理器具を同時に使ったけれど問題無し。プリウスならエンジン掛かったり止まったりしながら、満タンで何日か使えます。リーフも「リーフtoホーム」なくたって上の方法でAC100Vを取り出せる。ハイブリッド車と違い静かなのがメリット。住宅地だって迷惑掛けない。昼間充電しに行き、夜間だけ電気を取り出して使えばいい。

といった能力を持つため、停電になった時のバックアップとして使えるリーフを沖縄の阿嘉島に派遣したのだけれど、有り難いことに彼の地は停電ないそうな。停電なんてない方がいいに決まってる。ただ停電した時のバックアップを持っているというのは心強い。台風シーズン終わる11月下旬まで阿嘉島で頑張ってもらおうと思います。ちなみに停電無くても便利だという。

考えてみれば狭い阿嘉島だとチョイ乗りばかり。前浜に面しているダイビングショップ『マリンリンク』と港の距離は1km程度。送迎のため使うなら電気自動車が一番効率良いと思う。しかもリーフの場合、エアコンの立ち上がりだって素晴らしい。断熱ガラス使っているため、インテリアに熱が溜まらないのだった。さらに電気代はガソリン代の6分の1程度で済む。

リーフは子供達にも人気らしい。やはり静かだし乗り心地良いし、何よりガソリンやオイルの臭いがしないため気持ち悪くならないんだと思う。クルマ酔いする子供はシートロエンを掛けてリーフに乗れば99%気持ち悪くならないだろう。また、沖縄まで帰るフェリーや高速船の待ち時間の島内ドライブも人気とのこと。美しい海と空に電気自動車がよ~く似合います。

千葉の停電は深刻だ。明日は我が身と考え、ハイブリッド車や電気自動車に乗っているなら1500W程度のインバーターを用意しておくことをすすめたい。繰り返しになるが1200W(容量の80%)あれば冷蔵庫とエアコン(スイッチ入れた時は大きな電力喰うため最初は高目の温度設定にすること)、TV、居間の電力くらいは余裕。いつもと同じ生活が出来ると考えてよいです。

発電機など考える人もいるだろうけど、街中だと騒音源になるし、排気ガスだって臭い。最近ガソリン買いにくくなったため、案外使い勝手悪い。やはりハイブリッド車か電気自動車+インバーターを持っておくのが最も良いと考えます。

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