日本は水素社会で素晴らしいスタートダッシュを決めたが追いつかれ、このままじゃ抜かれる?
おそらく皆さん「日本は燃料電池車の先進国」だと思っていることだろう。確かに「国別乗用・商用FCV累計販売台数」を見ると、2014年にトヨタ「MIRAI」を発売してから2016年まで日本がリードしていました。いや、アメリカの台数もMIRAIやホンダ「クラリティ FUEL CELL」を多数含むため、2017年くらいまで日本の技術が世界をリードしていたと考えて良いです。
しかし、同じペースでしか伸びていない日本に対し、他国は急激に台数を増やし始めました。現時点では日本より少ないEUながら、2年くらい前から大きく動き始めており、水素社会に向け89兆円という巨額投資をすでに決めています。EU参加国もそれぞれ独自の水素社会に対する投資を進めており、ドイツだけでも日本の1.5倍規模の予算を付けたほどです。<続きを読む>
<おすすめ記事>