オリンピックで使った車両、終わったらどうなる?
相当の確率で無観客試合になるだろうから、もはや何のために日本で開催するのか理解出来なくなっているオリンピックながら、終了後は運営のため使った車両が市場に出てくる可能性大。長野オリンピックの後もオリンピック仕様の車両はデカール貼ったままの状態で中古車市場に出てきた。剥がす手間を考えたら、相場価格で売った方が損しないからだ。
画像=©Tokyo 2020
今回オリンピックで使われる車両は上の通り。ノアとRAV4、プリウスPHV、アルファード、ハイエース等です。台数は公表されていないものの、相当な規模だと思う。「オクタン」で一部の車両の状況を紹介しているので御覧下さい。大いに盛り上がったオリンピックであれば、確実に中古車として販売されたことだろう。デカールのない車両より高い値が付く可能性だってあった。
けれど盛り上がりがイマイチだったり、むしろ新型コロナで混乱したなら売りにくい。その場合、レンタカーなどとして使われるか? デカールの寿命は青空駐車だと7年程度。個人所有のクルマならガレージ保管もあるけれど、レンタカーに使われたら5年もすれば無くなってしまう。最悪、けっこうタイヘンな作業になり出費も伴うがデカールを剥がすことも考えるかも。
個人的には関係者に相場で譲ったらいいと思う。今回、ボランティアで運営車両の運転をする人だっている。聖火リレーの走者をした人も居る。オリンピック車両を使いたい競技の団体などもあると思う。こういった縁がある人に買ってもらえば大切にしてもらえるんじゃなかろうか。その場合、選手がサインなんかしておいてくれると素晴らしい記念になりますね。
<おすすめ記事>