ファイアーストーム (VTR1000)

VTR1アクセル全開にしようモンならおったっちゃいます。ワタシと違い元気っす!

アウトライン

218キロとリッターバイクとしちゃ驚くほど軽いボディに、コンパクトなVツインを搭載。最高出力こそ93馬力で驚くレベルではないが、さすが2気筒。アクセル開けると速いのなんの! 1速で全開にしたらフロントが浮く! オジサン風に表現すると、RZ350(ワタシ以上の年代だとH2とかマッハ3の方が解りやすいか?)みたいな感じ。4ストでこのパンチ力は凄い。

エンジンフィール

2気筒なので2千回転以下だとギクシャクします。6速ギアでの巡航だと70キロくらいから実用可能になる感じ。4千回転くらいからスムースな連続爆発となり、そのまんま9500回転まで回りきる感じ。高回転域での振動は”ほぼ”気にならず。なぜなら連続して8千回転以上回すような場所はないから。100キロ巡航は約3千回転で快適。

VTR3

ハンドリング 軽快!

ヘンなクセがなく、とっても素直だと思う。ムカシのバイクのイメージでコーナーに入ると、250ccみたいな感じ。バンク角は十分深く、2人乗りでも簡単にゃ接地せず。ステップにバンクセンサー付いているから、サーキット走ったらコスるんだろう。サスペンションセッティングは堅めだから、ギャップを通過するとハネます。

ライディングポジション

昨今の評価基準で言えば「準スポーツ」なんだろうけれど、ワタシらの世代からすれば「ピュアスポーツ」である。ほとんどレーサーのポジションと言ってよかろう。高速道路主体のロングツーリングだと、風圧でちょうどいい感じ。ただ街中やアベレージスピード遅いロングツーリングだと手首が疲れるかもしれない。コーナー攻め出せば最高です!

VTR2

2人乗り

けっこう座り心地の良いタンデムシートが付く。これまた欧米のように高速道路の2人乗りが可能なら高速ツアラーになってくれるかもしれない。日本のアベレージスピードだと、手首に負担が掛かってしまう。どちらかと言えば一人で乗りたいバイク。しかしブレーキは強力だしフレームも剛性高く、エンジンのトルク特性も良好。アップハンドルのツアラー仕様を作ったら面白いと思う。

おすすめの乗り方

ムカシRZ350に代表される2ストの大排気量モデルに乗っていたヒトなら激しく満足すると思う。休日にワインディングロードを楽しみたいヒトにすすめておく。一般道は得意としないものの、若い頃と違って気軽に高速道路を走れますから。車重が軽いため、体力が落ち始めたオジサンだってイケます。燃費は一般道を231キロ走って14、1リッター(16、3キロ/L)。92万円。

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