ETCから電波料?

総務省がETCの電波に利用料を掛けようとしている、という新聞記事が出た。火のない所に煙は立たない。実際、第二東京タワーに代表される地デジ化設備に掛かる予算を捻出するため、総務省は苦労している模様。この動き、公平なのだろうか? 知らないウチに電波利用料をカスめ取られている携帯電話の場合、1端末あたり年間540円。驚くべきことに全電波利用料650億円のウチ、85%が携帯端末からの”アガリ”なのだとか。ちなみに携帯電話は全電波周波数の中の11%前後を使っているに過ぎない。航空や船舶、陸上移動局は合計30%弱の周波数を使っているが、ここからの”アガリ”は5%程度。同じく30%弱の放送局も6%。どう考えてもおかしいでしょう。されど携帯電話以外の電波料を上げようとすれば、猛烈なプレッシャーが掛かるのだという。携帯電話の如く簡単にブン取れる電波は何か? と考えた結果、急浮上したのがETC。自動車ユーザーって厳しい年貢の取り立てに対し抵抗しない羊の群だ。仮に携帯電話端末と同じくらいの電波料をカスめられたなら、第二東京タワーの予算なんか簡単に出てしまう。おそらくETCに利用料を掛ける流れについちゃTVメディアは反対しないハズ。イッキに電波利用料を取られるようになる可能性も出てきた。そもそもETC端末が使っている電波なんか超微弱。電波利用料なんか取れる筋合いじゃないです。

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