登録しただけのN-BOX、カーセンサーだけで3000台以上! デザインの酷さをまだ認めない?

短い距離ながら先日やっとスペーシアに乗った。なるほど。軽自動車しか知らない人なら気にならないかもしれないが、クルマとしての仕上がりはハッキリとN-BOXに勝てていない。サスペンションをしっかり動かせておらず、厳しい乗り心地です。ただ並べてみたらハッキリとスペーシアの方が格好良い! 知らないというのは幸せかもしれません。

軽自動車を買う層からすれば良くてカッコ悪いN-BOXより、乗り心地悪いけど質感の高いスタイルを持つスペーシアが魅力的なんだろう。とはいえホンダだって売れ行きNo1を訴求点にしてきたN-BOXをNo2にしたくない。というか2位になってしまったら、スペーシアより魅力無かったという証明になってしまう。かくして台数を稼ぐべく、ディーラー名義で登録しまくった。

カーセンサーで走行距離100km以下のN-BOXを検索してみたら、何と! 3000台以上出ていた。驚くべきディーラー登録だ。間もなく6月の販売台数が発表されるけれど、ホンダは降参し2位に甘んじるか、それともディーラー登録にドライブ掛け1位を奪還するか? いずれにしろ体力を奪うことになるだろう。6月からタントも復活しているだろうし。

オートサロンに出展した次期型スペーシアギア

クルマ好きでホンダが嫌いな人って”ほぼ”いないと思う。私はクルマ業界で一番リスペクト出来る故人を挙げるなら、0.1秒も迷うことなく本田宗一郎さんです。もうブッチギリと言っても良いほど。そんなホンダについて厳しいことを書くのはイヤだ。でも今のまんまだと相当の確立で一段と厳しくなることだろう。デザインと価格設定が明らかにホンダのDNAじゃない。

N-BOXの売れ行きが落ちたら、ホンダの軽自動車ビジネスは赤字になること間違いなし。今やホンダにとって国内市場の大半が軽自動車ということを考えると、ディーラーの数を維持することすら難しくなるだろう。間もなくN-BOXにSUV風味の『クロスター』が追加される。スズキも『スペーシアギア』を出す。スペーシアギア、ビミョウだ。

クロスター次第では挽回できるかもしれません。ただクロスターもアカンかったら、もはやそれまで。さぁどうする?

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5 Responses to “登録しただけのN-BOX、カーセンサーだけで3000台以上! デザインの酷さをまだ認めない?”

  1. おチヨ より:

    スペーシアギアの外見スゴイですね
    パックから出した絹豆腐の様なNBOXとは正反対
    全身シワだらけでパプアニューギニアのお面を思わせます
    ルーフレールに槍でもくくりつければかなりワイルドになりそう

  2. ユウキ より:

    いつも行ってるホンダの営業さんいわく「スペーシアからの乗り換え検討で試乗した人は乗り心地、エンジンの静粛性・滑らかさにほとんど驚いて行きくよ」と話していました
    価格高い分あるみたいです

    フル装備300万円という、フィットと変わらない価格に魅力を見出すかどうかは人それぞれでしょうが

  3. Y より:

    旧型カスタムのが全然かっこいいもんなあ
    どっちが新型だか判らんよアレじゃw

  4. Akira より:

    同日にとN-BOXとスペーシアを試乗しましたが、確かにN-BOXの方が乗り心地と静粛性は上でしたが、スペーシアも巷で言われているほど悪くなかったです。
    娘が先代スペーシアに乗っていますが、新型は随分良くなっていると思います。
    N-BOXが売れてないのはデザインもさることながら、装備の貧弱さも大きいと思います。
    両車の装備を比較したら大半の人はスペーシアに傾くのではないでしょうかね。
    ステアリングヒーター、後席サーキュレーター、後席オットマン、ヘッドアップディスプレイ、全速度域におけるステアリングアシスト、LED室内灯などなど。
    そしてN-BOXは収納が少なくティッシュを置く場所すら見当たりません。
    USBもスペーシアの方が充実しています。
    スペーシアはやる気を感じましたが、N-BOXはその逆の印象でした。

  5. トヨタ車ユーザー より:

    スペーシアは装備がかなり充実しています。普通車ミニバンをかなり研究しています。サーキュレータ1つ取っても、軽で初めて付いてからだいぶ経つのになんでN-BOXに標準で付かない(確かそう)のかと思います。
    N-BOXカスタム(赤)はお母さんに売れていましたが、いまはアルファード1台よりN-BOX(お父さん)とノア・ヴォク・ステップW(お母さん)の2台がいいという家族に売れていました。しかし、スペーシアは装備とデザインからして、これ1台でもいいというダウンサイジング組に。走りは貧弱でもそれ軽自動車だからで我慢してくれそうです。普通車の撒き餌の1リッタークラスの車は軽とほぼ同じ。マイルドでもハイブリッドならアイドルストップ・再始動も静かで高級感アップ。
    走りでN-BOXを選んでいたお父さんも「3000台」をさばく未使用中古車店でスペーシアカスタムとデザインを比べたら「こっちのがカスタムだ」と思うでしょう。対向車でカスタムが来たときそう思いました。
    日本でなくなる50㏄原チャリは、スズキ・ホンダ・ヤマハの三つ巴合戦になりました。今度は軽自動車でホンダは同じ轍を踏むんでしょう。
    ホンダがN-BOXの失敗で日本での自動車開発を撤退したら、ぜひ東南アジア圏・中国から車を送ってください。サイズ的にちょうどいいのが揃っていますから。

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