欲しくても買えないトヨタ車、10月からノア/ヴォクの台湾生産開始をキッカケにカイゼンか?
欲しくても買えないトヨタ車が多かったけれど、直近になって状況はカイゼンされつつあるようだ。難買車だったアルファードの納期が2~3ヶ月。ノアも納期6ヶ月以上ながら「販売店に相談」という事実上の受注停止は解消している。なぜか? 10月から台湾でノア/ヴォクの生産を開始。11月あたりから本格的な納車が始まるからだ。月間8千台規模と言うから多い!
ノア/ヴォクの登録台数は直近1年で15万台。そこに台湾産10万台が加わる。当然ながら年間25万台も売れない。ノア/ヴォクの納車が受注より増えてくれば納期短くなっていく。すでに富士松工場は減産する流れになっていることだろう。余力出来た富士松工場のアル/ヴェル用ラインを増強する。ノア/ヴォク/アル/ヴェルだけで10万台のキャパシティが増えるワケ。
タイ工場製のランドクルーザーFJもトヨタ車の納期短縮に貢献し始めている。本来なら月間1300台を販売目標としていたのだが、10月は3790台も登録された。タイの工場は日本より余力あるため増産も可能。年産5万台規模まで伸びるかもしれない。台湾産と合わせ工場一つ分に匹敵する年間15万台の供給が始まる。2025年度のトヨタ車国内販売台数150万台の10%だ。
ちなみにトヨタからすれば、台湾工場やタイ工場での生産はコスト的に厳しい。タイバーツも台湾元も高騰中。日本で生産した方が圧倒的に安い。はたまた台湾製は日本製より品質で劣ると思っている人だっている。でも5年スパンで考えたら良い判断だと思う。為替レートは上下する。日本円が高くなったら海外工場の方が安く作れるようになり収支トントンに。
海外工場の品質も、これまでの実績からすれば全く問題なし。しかも台湾は世界で最も品質の高い製品を作るポテンシャルを持つ。期待していいと思う。ちなみにジムニーのようなスパルタンなモデルについていえばインド工場だって品質問題は出ない。輸入車組合のデータによれば10月の輸入車ブランド別台数はトヨタと並びスズキが同じ6749台で1位でした。
この流れで深刻になるのがライバル車。ノア/ヴォクを買えるようになれば間違いなくセレナとステップワゴンは喰われると思う。クルマの性能が明らかに違いますから。トヨタ車の供給が10%増えたらトヨタ以外のメーカーは確実に凹むと考えていい。
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