こら楽しい!

今や全盛期のル・マンのような盛り上がりを見せつつあるのがニュルブルックリンク24時間耐久レースである。エントリーリ
ストを見ているだけで楽しくなるほど。クラス区分をしてないので上から眺めていくしかないのだけれど「あらま!」とか「こんな人が!」とか「コレとコレが同じクラスなの!」の連続です。

エントリーリスト(pdf)

例えばGT-Rがエントリーする『SP8T』クラスのライバルはアウディRS4とVWゴルフGTI。どう考えても勝負にならない感じなのだけれど、果たしてどうなんだろう。GT-Rぶっちぎらないと面目丸つぶれか? STIエントリーのインプレッサは、同じくワークス体制のミニやオペル・アストラ、セアト・レオンと戦う。

優勝争いも興味深い。今年初参戦となるベンツはSLS AMGを9台も走らせる! ポルシェ911GT3(7台)やア
ウディR8(6台)に意地でも負けないもんね、というベンツの強い意志を感じます。その他ポルシェは昨年優勝争いをした911のハイブリッドモデルを一段と進化させているそうな。

ドライバーも凄い。ワークスエントリーも多い。本家のル・マンは市販車とかけ離れた車両で行われることもあり、勝てるメーカーが限られてしまった。ニュル24は文字通り市販車が主役。純粋なレーシングカーなど走れないレギュレーションになっている。フタを空けてみないとドコが勝つか解らないなんてステキです。

競技本来の姿なんだと思う。欺されたと思って時間のある時にエントリーリストを見て欲し
い。クルマ好きなら10分は楽しめると思う。もちろん日本勢も車両やドライバーを含め、けっこうな規模(ヨーロッパ以外の地域からのエントリーとしてはダントツ)。まだまだ日本も頑張ってるのね、と少し嬉しくなる。

・ECOカーアジアは「スカイアクティブ搭載のデミオ登場

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One Response to “こら楽しい!”

  1. buchi より:

    いいですね〜、これだけ新旧そろったレースって言うのも無いですね。流石、古いものを大切にする文化。
    Golf3やBMW E36が現役で何台も走るとは。。。
    ところでTOYOTAチーム、飯田章氏が2台にエントリーしてますが、、、もしかして豊田章男氏の影武者??

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