どのくらいの水たまりまで走れるのか?

大雨なのでクルマの渡河性能について考えてみたい。下はスリランカに於けるランクル70。見た感じドアまで水に入っており、少し旧式だとパッキンが緩くなっており室内に水入ってくるレベル。ドア開けるとドバッと水出てくる(笑)。車体が浮かないため、あと20~30cmなら走れてしまう。エンジンは吸気スノーケル付き。エンストしない限りエンジン止まらない。

下は新型ランクル300。このクルマの渡河性能は700mmと言われており、動画だと最大500mm程度だから問題無し。ドアまで水没しているものの、新車だとパッキンで車内に水は入ってこない。ちなみにパキスタンの動画にも言えるコトながら、水たまりを走る時は極力ゆっくり! 波を立てるようじゃダメ。クロカン4WDであれば500mm程度の水深までゆっくり走れば問題無し。

イギリスの動画を見ると「速度」がどんなに重要か解る。おそらく1台目のディスカバリー、窓ガラスまでカブッているため、ダッシュパネルの隙間やエアコンの空気吹き出し口から茶色の水が出てくると思う。私、こういったケースを助手席で体験しましたから。2台目のトラックは吸気系から水吸って「終了!」かと。ハイラックスやトライトンのドライバー、上手です。

安全走行可能水深は、最低地上高+100mmくらいだと思っておけば間違いなし。私のボルボXC60は最低地上高215mm。海外のサイトを見ると350mmまでイケるとある。ジムニー・シェラも海外で渡河可能水深を発表しており320mmとのこと。バイクは一般的に吸気しているところまでと言われてます。電装系についちゃ雨に備えて防水してあるため問題無い。

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