シビックタイプR、売り切れたけれど超素晴らしいクルマでした~!

シビックタイプRのリミテッドエディションに鈴鹿サーキットで試乗した。レポートは近々「くるまのニュース」でお届けするため今回は関係ないことなど。御存知の通りリミテッドエディションはホンダの広報担当曰く「瞬時に売り切れました」。受注開始と同時に、というかすでに溜まっていたバックオーダーでオシマイになったそうな。スンゴイ人気です。

木立さん

そもそも普通のタイプRもあっという間に売り切れたというから、我が国も慧眼のクルマ好きは残ってる。それにしても売り切れたクルマの試乗会を鈴鹿サーキットを借り切って、しかも午前と午後でタイヤばかりブレーキローターまで交換して試乗させるあたり、ムカシのホンダっぽさを少し思い出させる。ホンダのイメージアップ効果たるや抜群かと!

リミテッドエディションはいわゆる「Sタイヤ」であるミシュランのカップ2を標準装着しているため、雨降ったら普通のタイプRになる予定だったそうな。幸い好天だったためカップ2です。とりあえず安全のためということでホンダで3本の指に入る腕前の(順位付けは難しいそうな)木立さんが引っ張る。といっても全開で走ってくれるためストレスなし!

というか、コチトラ鈴鹿サーキットは若い頃にシルバーカップで走っていたのみ。前回走ったのは3年前ということもあり助手席に人を乗せた木立さんに付いていくのがやっとという体たらく。同じ条件だったら1ラップに付き1秒くらい遅れちゃうと思います。よって超楽しかった! 上はブレーキ。キャリパーもローターもブレンボ。ダンパーは本国ザックス。

リアはコンチネンタルのキャリパー。ローターについちゃブレンボに届かない日本製かと。ダンパーの太さが素晴らしい! ザックスのダンパー、これまたホンダで3本指に入る柿沼さん(タイプRの開発責任者)も絶賛していた。結論から書くと、スンゴイ良いクルマに仕上がっている。今まで95インテタイプRを最高のホンダ車としてきたが、更新します。

リミテッドエディションじゃないタイプRもエンジンなど基本的なスペックは同じ。サスペンションの制御が若干違うと言うけれど、サーキットで限界アタックするんじゃない限り違いは解らないと思う。むしろ街乗り用のタイヤを別途購入しなければならないだろうから、普通のタイプRでなんら不満無いと思います。買えた人、おめでとうございます! 良いす!

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