モータースポーツもアメフトのような危険行為あるのか?

アメリカンフットボールの危険行為が問題になっている。そもそも格闘技を含め、通常なら明らかに犯罪行為を行っているスポーツは数多い。レースもそう。その気になって相手をやっつけようと思えば危険だ。クルマ好きにとってこの手のラフプレーとして知られるのがプロスト。シリーズ優勝がかかった最終戦鈴鹿。プロストはシケインでセナを潰した。

セナがリタイアすればいいし、仮に両方リタイアとなっても自動的にプロストがチャンピオンになる。そこで1番安全だと思われるシケインでセナの方にハンドル切った。1994年にアデレードで起きたシューマッハとヒルのクラッシュも同じ。明らかに危険行為である。ただこの程度ならラフプレーの範疇というイメージなんだろう。決定的な問題にはなっていない。

レースだとどういった危険行為が決定的か? クルマのコンタクトということで広く知られているのはラリークロス(ルーツはアイスレース)である。接触当たり前。無傷でゴールすることなど”ほぼ”無い。じゃ何でもいいかとなれば、やはり蛇行したり明確な意思を持って故意にはじき飛ばそうとしたら(前後方向の意識的な接触はある)、アウトになります。

ナスカーも危険。こちらは速度域高いため、重篤な事故になってしまう可能性大。レース見ると接触上等である。スタート前なんか当たってるとしか見えないほど前後の車間無し。とはいえ厳格なルール(格闘技だと目つぶしや急所攻撃)が決まっており、一定の範囲を超えたらナスカーから追放されてしまう。アメフトより一段と危険な競技なので、キッチリ監視してる。

また、自分のレース経験からすれば、相手の動きは意図的でなくても結果的にコースアウトの要因になることだってある。はたまた、ブツける方だって危険だ。したがってリスクを避ける運転をする傾向。いろんな要因あり、今回のアメフトのような酷い意危険行為は知らない。強いていえばライバル選手がピットレーンを歩いているときに轢くに行く行為か?

そうなったらスポーツとかじゃないです。

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