今年のCOTYの対象車、日本勢は13車種しかありません~。国沢光宏が選んだ10車種は?

今年も日本COTY選びの季節になった。新型コロナ禍で大がかりなイベントこそ出来ないものの、やはり今年デビューしたクルマをもう一度振り返り、あれこれ話をするのって楽しいです。今年の選考対象車は10月30日までに発売されたモデルが対象。選考委員会から対象車が発表され、この中から選考を委託された人が10台を選ぶ。驚いたことに国産車、13モデルしかない。

今年のノミネート車のリスト

輸入車は20モデル。この中から選ぶ10台だけれど、皆さんならいかに? 私の10台を紹介しましょう。まずリストの上から順に、1)レヴォーグ。スバルにとって新世代モデル群のTOPバッターだし、安全装備や車体作りなど超意欲的。これでパワーユニットさえ最先端ならCOTY最有力候補になる。続いて2)ハリアー。昨年受賞したRAV4の兄弟車ながら、やはり話題性からすれば大きい。

昨年のCOTY

当然ながら3)ヤリスも10車種に入れます。ヤリスクロスとGRヤリスも含むため、販売台数的にもスポーツモデルを持つというバリエーション的にも強い! そして4)日産と三菱の軽自動車を選んだ。この兄弟、自動ブレーキ性能でライバルを圧倒する! といった意味でハスラーとタフトは残せませんでした。日産やホンダと同等レベルの安全性を確保していたらなぁ。

5)フィットも10車種に入れます。私からすればデザインがもう少し良くてスポーティモデルなどあったら完璧な新型車だったと思う。いずれにしろ私のCOTY本賞10点候補はフィットやヤリスかレヴォーグです。輸入車の1台目は6)アウディeトロン。なかなか試乗する機会を持てなかったものの、昨日から乗ってます。テスラと対抗出来るポテンシャルを持った最初の”自動車”だと思う。

7)続いてBMW2シリーズのグランクーペ。BMWらしさ溢れる魅力的なクルマでした。3シリーズが大きく&高価になったこともあり(二世代前の5シリーズと同じ大きさ)、ちょうど良いサイズのBMWになるかも。8車種目は8)BMWアルピナB3。今年から少しレギュレーションが代わりアルピナもCOTYの選考対象となった。ハードがとにかく素晴らしいです!

ここから少し迷ったものの9)プジョー208を入れた。プジョーから試乗車を用意するから乗るように、というアナウンスを貰ったのだけれど日程的に折り合わず。それくらい自信のあるクルマというだろうし、e208も気になる。最後は10)VW Tクロス。これも試乗車を用意するという案内を貰ったが、予定合わず。10ベストに残ったら改めて評価したいと思う。

今後の予定だけれど11月4日に最終選考される10車種が投票の結果、決まります。そして11月25日に袖ケ浦サーキットで10車種を集めての試乗会を行い、12月7日に結果発表という流れ。全く予想出来ないが、COTYは前述の通りレヴォーグとヤリス、フィットのバトルになると思う。インポートCOTYも激戦。こちらは票が割れそうでさらに予想出来ません。

皆さんならどの10車種を選びますか?

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