新型コルベット、いいね!

写真で見た時から「いいね!」と思っていた新型コルベット、実車も超ステキでした。アメリカ車と言うことでオロチのように厚ぼったい細部の作りをイメージしていたのだけれど、NSXに勝るとも劣らないクオリティであります! 495馬力/470Nmのエンジン積んで1180万円! 最後のガソリン車として買うならGT-Rかコルベットか、みたいな気分になってくる。

ちなみに本国だと6万ドルスタートながら、日本仕様は『LT2』という上級グレードな上『Z51』というハイパフォーマンスパッケージなど付く。アメリカでの価格を調べてみたら8万ドル(960万円)。消費税込みのため1056万円。右ハンドルということなど考えると、日本で作ってるクルマをアメリカより高く売ってるホンダよりずっと良心的な価格設定だと思う。

縦置きされた6,2リッターV8エンジンと組み合わされるのは8速ツインクラッチ。0~60マイル(96km/h)加速は3秒以内と言われているため、GT-Rより少し遅くNSXと同等。低重心のミドシップスーパースポーツは騒音規制の対象外のため、良い音を楽しめると思う。意外なことに1530kgと軽量だ。リア回りの構造など見るとけっこう凝ってます。

唯一の「ショッパイですね!」はスッカスカのブレーキ。聞いてみたら「日本仕様のZ51はローター系が前345mm/後ろ350mmになりキャリパーもブレンボのモノブロック4ピストンになります」(写真は321mm)。フロント19インチホイールなので345mmあれば十分だと思う。乗ってみないと何とも言えないけれど、中古のフェラーリやポルシェ911より面白いかも。

新車で買おうとしたら厳しいが、2年もしたらコンディション良いクルマで1000万円を下回るようになると思う。「最後の一つ手前のクルマ」候補としちゃ素晴らしい! 今回展示されていたクルマは左ハンドルの本国仕様を空輸したそうな。GMジャパンも少しヤル気出てきた? すでに受注を開始しているため、早く乗りたいなら急いでオーダーを!

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