新型ソナタ。やっちまったな~。まるで旅かえるのような顔です

新型ソナタ・ハイブリッドが韓国で発表された。今まで韓国車は日本車にとって脅威の存在だったものの、新型ソナタ見て「厳しいかもしれないですね」。従来型のソナタ、大きく立派に見えた。尻下がりのデザインが受け入れられやすいアメリカとはいえ、新型のシルエットって痩せすぎてると思う。ちなみに上が新型で下は従来型です。

ハイブリッドシステムも進化させられなかった。従来と同じく151馬力の2000ccエンジン+51馬力のモーター+6速MTという日産やホンダの旧式ハイブリッドと同じシステム。もちろん燃費は改善させてきているものの、ドライバビリティの悪さは物理的に解消出来ない。だからこそ日産もホンダもこのシステムを捨てた。改良出来ないのだった。

ちなみに日産はeパワーを積極的に搭載していくし、ホンダも2モーター式に切り換えていく。日産の場合、次期型エクストレイルは3リッター級エンジンに勝るとも劣らないドライバビリティを持たせるというし、ホンダだって次期型フィット以降、2モーター式の低コスト化を推進していくようだ。燃費規制を考えたら、ハイブリッドを量販しないとならない。

ソナタのハイブリッドシステムは燃費こそクリア出来ても、走る楽しさ(ドライバビリティ)を追求することが難しい。加えて旅かえるのような顔つき、世界的に受け入れられないと思う。クルマって楽しくなくちゃならない。恨んでいるような顔つきじゃ購入意欲も沸かない。ヒュンダイの売れ行きが落ちてくると、いよいよ韓国経済は厳しくなると思う。

今までは日本人の技術者が持つノウハウや部品メーカーからの援助を受けられたけれど、今回の騒動で独自開発をしなければならなくなった。ヒュンダイといえども日本の基礎技術無しだと難しいと考えます。

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