新型フィット、意外なことに自動ブレーキはホンダじゃ初めてのモービルアイ製でした!

新型フィットと新型ヤリスはほぼ同じ時期に市販されるとアナウンスされた。何度か書いてきている通りヤリスはヴィーナスフォートの通路に展示されており、柵から中に入れません。方やフィットと言えば詳細なスペックこそ公開されていないものの、かなりの台数が平置されていて自由に見られる状態。ライバルメーカーと目される人もいろんな場所をめくってチェックしてましたね!

新たしいフィットの「へぇ~!」はAピラー。正確に言えば最も前のピラー、構造物じゃない。車体の骨格となるピラーは後方のピラーです。ドライビングシートに座ってみると、Aピラーは魂消るほど細くフロントガラスを保持しているだけ! 前方視界の良さときたら今までのクルマにゃ無かったレベル。衝突時は後方のピラーがキャビンをキッチリ守るようになっているそうな。

いっそのこと前のピラー無くしちゃって、後ろのピラーから前を曲面ガラスにしたら一段とアバンギャルドな感じになるかもしれません。メーターバイザーが無いのも新鮮。これまた前方視界のスッキリ感につながっている。その他2本スポークのステアリングを採用するなど、何となくフランス車っぽい。個人的には猫背が少しばかり馴染めないけれど、あえてこのカタチを選んだそうな。

説明員に話を聞くと、CR-Vなどと同じ本格的な2モーターハイブリッドを採用しており、まだ燃費や最高出力に代表されるスペックは言えないけれどアクアやノートeパワーを凌ぐという。今までのフィットと同じくリアシートやラゲッジスペースは2クラス上のクルマと勝負出来そう。広さより走りの質感を追求したというヤリスとどちらが売れるか大いに楽しみになってきました。

また電動パーキングのシステムに問題出ていたベーシックグレードのリアドラムブレーキは、出展車すべてがディスクブレーキになっていた。どうやらモーターショー直前に交換したようだ。ベーシックグレードの値上げもないようだから、お客さんからすれば単純なスペックアップで嬉しい。何と! 自動ブレーキは日産とマツダと同じモービルアイのシステムである! 大いに期待していいです。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ