日本人減少へ

出生率の低下で日本の人口が少なくなるという。

やがて毎年100万人以上減少していくそうな。大きな都市1つ分だから深刻だ。すでに人口減少の”症状”が出始めているかもしれない。何回も取り上げた通り企業は今年からたくさんの卒業者を出すため、新しい人を入れて戦力にしなければならぬ。なのに人が集まらないのだという。

もちろん大メーカーなら優秀な人材を確保できる。厳しいの、大手企業の中で仕事をしているような会社であります。あまり知られていない事ながら、トヨタやホンダ、日産の開発部門には社外のスタッフがたくさん居る。今や3分の1くらい社外スタッフ、ということだって珍しくない状況。これまたアイシンやデンソーくらい大きいメーカーになれば、自社のイメージで求人も可能だろう。けれど著名な会社でないケースの方が多い。

加えてそういった会社、仕事の内容をハッキリ言えないから厳しいところ。「トヨタの開発を請け負ってます」とは書けないでしょう。せいぜい取引先に自動車メーカーの名前を入れられる程度。今でも2007年春の新卒者を採用出来る見込み無し、という会社が少なくないそうな。日本の自動車メーカーを見ると、外国に開発部門を移し始めたり、外国人の技術を育てるべく動き始めている。20年後の日本はどうなっているだろうか。

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