盗難車、バラされヤフオクで部品として売られる。警察は追いかける気無しに見えます

酷い話です。盗難車をどうするかは、いくつか方法がある。窃盗団について知見無いためどのくらいの割合なのか不明ながら、1)そのまんま海外に送る。2)2つに切って部品として海外に送る。3)バラして部品として販売する、というルートくらいは認識してます。本日、3)のケースをフェイスブックで繋がっている佐野さんという方が詳細な情報を発信してました。

ナンバー公開で情報を求めていた

盗まれたのは1月19日。大阪府の泉佐野駅付近とのこと。レクサスGS Fのトムスコンプリートカーで時価1000万円ほどする。もちろん警察に届けたものの、動き無し。すると今週になってヤフオクにGS Fのパーツが出回り始めたという。ヘッドライトやフロントグリル、トランクリッド、ホイールなど、どう考えても怪しい。事故車なら前後揃っていたり、ホイール4本ってありえない。

ということから独自調査で解体してるヤードを特定。2月16日に警察に頼んで突入したという。すると車体はすでに真っ二つになっており、修復不能の状態だったとのこと。驚くのはヤードのオーナーは市議会議員の事務所になっており「大阪で40万円出して買った」と言ってるそうな。だから警察が動かない? 書類の無い1000万円のクルマが40万円ってどう考えてもおかしい。

おそらくバラして部品として売れば軽く500万円以上になると思う。エンジンなど単体でニーズありますから。この後、警察がしっかり動いて窃盗グループを捕まえてくれればいいけれど、フィリピンのルフィ事件など考えても期待出来まい。ちなみに盗難されたパーツを出展していたヤフオクの業者は、GS Fと同じように怪しいパーツをたくさん販売しているそうな。

これだって警察が捜査すればすぐ流通ルートを叩ける。フィリピンの特殊詐欺の時は何年も動かなかった。強盗殺人が発生し、メディアが騒ぎ出したから動いただけ。その間、3桁億円単位で被害者を出していた。クルマの盗難は殺人事件にならないだろうから、この先もずっと車両盗難は続くと諦めた方がいいかもしれません。ウーヴンシティを作りたい気持ちがわかります。

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