近所のスーパーはお米売り切れ。また防疫意識の薄さに驚く。簡単に感染しちゃいますね

ウイルスの感染を防ぐためには当然ながら対応策が必要。クルーズ船は多重の対応策を構築してました。まず船内施設どこでも(食事やバーの類いはモチロン、買い物するコーナーまで)アルコールで手を拭かないと入れない。手すりなど不特定多数が触る場所は頻繁にアルコール除菌。上下船時に提示するプラスティックカードも都度アルコール除菌といった具合。14日後も咳してる人、増えず。

シドニー空港の無防備なラウンジ

最終日、フネ降りてシドニー空港に行きラウンジへ行くと、相変わらずのセルフです。使い回しのトング。誰でも触れるボトルや冷蔵庫の扉。感染者続出のダイヤモンドプリンセスと全く同じ状況である。フネの中の厳重な防御策と2週間付き合ってみたら、甘い。甘すぎます! 100歩譲って南半球で意識低いと思い、ヒコウキ乗って成田に到着。さぞ厳重に対策してるんだろうと思ったら‥‥。

無防備です! 皆さん荷物のカートのグリップを除菌することなく持つ。税関は素手でいろんな人のパスポート持つ。到着ロビーでコーヒー買ったら、いつもと全く同じ。帰宅し、近所のスーパーに行くと、入り口に除菌スプレーあるが誰も使わない。見てると商品を持っては置く。入り口で除菌するか、1度持ったら置かないようにするか等々、こんな時だからもう少し工夫が必要かと。

そうそう。1日にスーパー行ったらお米の在庫無くなっていた。小麦も無い店舗が出てきたようだ。お米についていえば備蓄あるため心配無いけれど、小麦は大半が輸入(半分アメリカ)。中国についていえば輸入無いけれど加工品として入ってきてる。また、3月4日から営業時間短縮になるという。閉まってしまう可能性まで考えた方がいい。2週間くらい厳重注意した方がよいです。

以下、ノンキな乗船レポートです。

タスマニア島のバーニーを夕方出港し、翌朝8時にメルボルンへ。来月ならF1開幕戦だったのに! ここは16ドルの市内乗り物フリーパス券を港で売っているため購入。バスで市内に出れば地下鉄もトラムも乗り放題。いろいろ見て回ろうと思ったが、いかんせん悪天候。時折激しい雨が降る。お昼はBENTO食べ尻尾巻いてフネに戻る。出港は翌19日の14時ながら最後まで雨。

ここからニュージーランドまでは長いです! 2400kmを65時間掛けて航行。22日の朝8時にまず世界遺産の『ミルフォードサウンド』。日本から最も近いフィヨルドということで知られている。1000mくらいの山が左右にある素晴らしい景色。22日はフィヨルドを3カ所巡り帰港なし。つまり丸々3日と半分どこにも泊まらない。しかも携帯の電波無くWebの更新出来ず!

23日の朝、ダニーデンという人口13万人の街に。ニュージーランドって島国なので閉鎖的かと思いきや、イミグレーション&税関無し。フネから降りる時も体温なんか測らない。出口から街中まで行くバスに乗るだけ。拍子抜けです。この街、南島で2番目に大きいという! 人口の20%が学生。また人口の半分は30歳以下だという。日本人の学生さんも多数見かけました。

ダニーデン鉄道という私鉄が有名で、山に向かう路線だと3時間。海沿いコースで2時間古い客車でノンビリ走るという。上は観光名所の駅です。夕方出港し、続く24日にクライストチャーチの隣にあるアカロア。ここ、港が無くテンダー(救命ボート)で上陸する。たまたま買ってみたフィッシュ&チップスは人生で最上の味! というか、こんなウマいのあったのね! 最高です!

25日は最後の寄港地になる北島のウエリントン。やはりイミグレ&税関一切無し(大きな荷物持って出たらチェックされます)。シーサイドの美しい景色とケーブルカーが有名。ニュージーランド博物館を見てベトナム料理屋さんでお昼食べてケーブルカー乗る。新型コロナの影響全く無し! そもそもマスクしてる人など皆無。中国人が全くいない。日本人も見かけませんが。

今回ジュエルに乗船していた日本人はわずか11人(6人は確認しました)。日本人乗務員も1人乗っていたということながら、連絡欲しいと伝言残したがなしのつぶて。いつも思うのだけれど日本人って使えない。例外はハワイのプライドオブアメリカに乗っていた「みどりさん」と言う有名人。個人客を面倒見てくれました。もう少しまともなスタッフを乗せないと日本人は増えませんね。

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