12月の販売台数

昨年12月の登録台数速報が出た。驚いたのは三菱の昨年同月比55%である。こんな低い数字、今まで見た覚えありません。

2005年の12月がアウトランダーの新車効果のため登録台数多かったためなのだけれど、おそらく昨年12月と今年1月の台数は三菱にとって大底の台数になると思う。いや、しなければならないだろう。2月からデリカD5の台数も加わる。コルトだってマイナーチェンジ後のモデルは決して悪くない。特別仕様車など作り積極的に販促活動すれば売れるだろう。なにより海外市場で持ち直してきてます。ここが踏ん張りどころ。

スバルの対前年比84,4%は数字以上に厳しいかと。「破れかぶれ」のような1,5iスペシャル(114万4500円と軽自動車並の価格設定とした上、セダンとワゴンも同じ価格)を出したのに、WRXを除くインプレッサは460台くらいしか前年同月と増えていない。頼みの綱だった安売り戦略、ユーザーから支持されなかったワケ。むしろスバルというブランドにとって大きなマイナス効果になったろう。

そろそろトヨタも黙っていられなくなるかもしれません。1年を通して最も悪かったのは日産。2005年比で81、5%という数字である。ただ燃費向上バージョンを12月に投入しているため、今年の3月くらいまでは一息付けるんじゃなかろうか。その間、先日発表したグリーンプログラムを上手にアピールしていけば、足元を固められると思います。

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