言いたい放題。警察は動画の危険運転者をなぜ取り締まらない?

今年6月、東名高速道路にて道路上に停止していたワゴン車にトラックが激突。夫婦二人が死亡する事故が発生しました。その後、10月にこのワゴン車を無理やり停止させていた加害者の男が逮捕。男の身勝手な行動に、世間からは怒りの声が挙がっています。

私たちがどれだけ事故に気を付けていても、このような悪質ドライバーに出会う可能性はゼロではありません。こんな時一体どうすればよいのでしょうか。今回は自動車評論家の立場から国沢先生に事故の見解と対策を語っていただきました。

牧野:僕たちがいかに安全運転を心掛けていても、悪質なドライバーというのはいます。そういった人たちに対して僕たちがどうすればいいのか、国沢先生にお伺いしたいと思います。

国沢:まず、いくつか分けて考えないといけないと思います。今回、車を武器として使っています。それは車を運転する行為とはっきりと分けなければいけないと思います。例えば、包丁はご飯を作るために大事な道具ですが、包丁を人に向けたらもうそれは道具ではなくなってしまう。

牧野:そうですね。凶器ですね。

国沢:確かに車は、ちゃんとしているうちに自分の手を包丁で手を切ってしまうように、運転している分には過失もあるかもしれない。だけど、車を危険なものとして使ったらもうこれは自動車運転過失ではなく、普通の暴行や傷害なんです。警察が甘いのはみんな自動車運転過失と言ってるじゃないですか。

牧野:世間のコメンテーターはそういう意見が多いですね。

国沢:甘い! 車ってやっぱり危険なものなんですよ。そう思いませんか。

緒方:そうですね……。

国沢:そんなもので人をぶつけたり、当てたりしたら危ないじゃないですか。だからそういう意味で分けて考えなければならない。警察があのようなものをガンガン取り締まなければなりません。<続きを読む>

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