この数字を見ただけで「追い詰められた日本」の状況が判ります(5日)

このパネル、4日に行われたトヨタとソフトバンクの記者発表会で使われたもの。数字見て読者諸兄はどう考えるだろうか? もはや国が率先してやらなくちゃならないほど大きな問題です。買い物に行く足なく、近所にお医者さんも無い。学校だって減って行く。なのに大半のバスが赤字。このデータ、今後悪くなることはあっても、下を見て20年よくなることなどなし!

上の数字に付け加えると、高齢化進めば税収だって大きく減る。団塊ジュニア層の不満だって増していくだろう。なのに国はオリンピックに大金つぎ込み、周囲の国との危機をあおりつつアメリカにおべっか使い防衛予算だけ増やしてます。孫正義さんはビジネスマンであると同時に、坂本龍馬を知って人生替わったという。こういった状況を見て何とかしたいと考えてるらしい。

答えの一つが自動運転車の普及だという。確かに自動運転車は上に相当する人の移動に役立つ。ここで課題になるの、費用負担だ。自動運転車で節約出来るのは運転手のコストだけ。いや、車椅子を使うような人だと介助する人は必要になるため、もしかしたら人件費についちゃ変わらないかも。となると、相応の移動コストになるけれど、どういった負担になるのだろうか?

「オリンピックの象徴」として税金ドバドバつぎ込めば可能でしょうが、自動運転車だけで上に挙げた諸問題を解決出来るかと言えば、相当懐疑的です。国がやるべきはライドシェアを含めた総合対策かと。Aという村からBという町に行く人は毎日必ずいる。そういった人に乗せて行って貰えるシステムを作ればいい。その枠組みを作るのがトヨタとソフトバンクでも良いと思う。

鈴鹿でF1。WRCはイギリスです。鈴鹿って今や世界で最もチャレンジングで楽しいサーキットだとF1ドライバーの皆さん口を揃える。確かに最近増えてきたストップ&ゴーのレイアウトと全く違う。全てのコーナーに”個性”があるのだ。鈴鹿でのF1は1987年から。いつの間にか世界中のF1ファンが「伝統」と言うようになった。継続はチカラ。日本のクルマ好きにとって勲章です。

WRCは初日終わってトヨタのタナック好調! 現在シリーズ1位とのポイント差は13点。ここで勝ったら、相当面白くなってきます。そしてトヨタのマニファクチャラーズも2位との差を広げられる。どちらも楽しみ! そんな私は日曜日に筑波で日本EVレースだ。車重もパワーも変わっていないけれど、喜多見マジック大投入です。果たして速くなってるか?

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