この週末、被災した時の想定や備えをしておくことをすすめます

台風15号で被災された方々にとって全く役に立たない情報で申し訳無いです。ただ「のど元を過ぎれば熱さ忘れる」は本当だと思う。昨年の北海道地震であれだけ広範囲&長い期間停電したにもかかわらず、有効な停電対策の一つである『再生可能エネルギー発電設備に蓄電池を整備するための支援事業』の申請はたった2件だという。厳しい目に遭っても、時が経てば忘れるのだろう。

被災した時の課題は電気と水、ガス、クルマ用燃料の4つ。台風被害は地震の被害と違い対処しやすい。台風15号、進路や知人に向けてはフェイスブックで日曜日に3回「大きな被害出るので要注意」と書いた。平常時から4つのアイテムを揃えるのは難しくない。例えば電気。ハイブリッド車など大容量電池を搭載しているクルマなら、インバーターあれば100V/1500Wを引き出せる。

被災後では入手が難しいものの、平常時であればネット販売で2万円ほど。準備しておくと素晴らしく役立つ。被災した時だけじゃ無くアウトドアで料理するときなどにも使えることだろう。隣近所の人の携帯電話の充電だって容易。前述の通り台風なら来るのが事前に解る。燃料満タンにしておくことで、数日間の足や電源になってくれます。私も日曜日に満タンにした。

台風来ることは解るので水とガスは前日までに用意しておけばよい。私も普段から一週間分くらいのストックを持っている。ちなみにガスはボンベ使うミニコンロ。予備を持っているだけでけっこう重宝します。日本の凄さはインフラのリカバリー速度。今までの地震や台風を見れば、被災しても一週間だけ生き延びたら何とかなる。台風15号だって現場は頑張ってます。

おすすめは日頃からキャンプを楽しむこと。用具一式を持っていると電気なくたって何の問題も無し。北海道地震の時だって右往左往し苦労している人ばかりじゃなかった。毎日がキャンプだね、と逆境を楽しんでいる家族も少なくありませんでしたから。また「TVが見られず情報無い」と嘆く人もいるが、ぜひともラジオを用意しておくこと。ラジオが入らない地域は少ない。

防災セット

今回の被災を見て上でリンクした防災セットを買っておくのもいい。御覧頂ければ解る通り、スマホへの充電も可能な手回し発電機付きラジオから、水、簡易食料、防寒グッズまで入っていて2人用3万円。大きくないため自分のクルマに常備しておいてもいいだろう。繰り返すが、千葉で被害出ていて「明日は我が身かも」と考えているときに買って欲しい。落ち着いたら忘れます。

交通事故だって危ないことが解っていても対応しない人は居る。チャイルドシートすら怪しい。そんな人が事故に遭えば当然ながら悲しい事態になるけれど、残念なことに意識低いため啓蒙するのは難しいです。ただ私のWebサイトを見ているような人生の達人ならキチンと対応出来ると思う。必要最小限でいいから被災した時に一週間は困らないような準備をしましょう。

 

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