マツダ、販売条件ゆるめ始めた?

昨日、他のメーカーの方とアメリカ市場について意見交換していたら、マツダの販売条件の緩さが際立っているという。CX-5の場合、RAV4やCR-Vと言った同じクラスの日本車と比べ、実質的に30万円以上安く買える。興味深いことにアメリカのメディアもマツダを高く評価しており、良い記事がたくさん出てます。日本と同じ傾向。ヨーロッパどうかとなれば、あまり話題にならない。

といったことを認識し始めたのか、日本でも値引きを緩める販売拠点が出てきたようだ。サポーターの方によれば「CX-5の商談をしていますがマイナーチェンジしてそう時間経っていないのに20万円引きを提示されました」。ただ9月に発表される年次改良で自動ブレーキを夜間の歩行者対応にするというので待つことにしたという。値引き無しの地域もあるので御注意を。

そういえば先日ベストカーの座談会でマツダ車を高く評価していた鈴木直也センセは「最近国沢の言ってることが理解出来るようになってきたよ」。どんな内容かは次号のベストカーを読んで頂きたいけれど、私としちゃお客さんを見てないような気がします。技術屋さんは自分の信念(正しいなら良い)。経営陣はコスト最優先。企業の顔も見えなくなってきちゃった。

若くして亡くなった以南さんを引き継いだ金井さん(前会長)達が素晴らしい仕事をして傾いたマツダを立て直したものの、そこから全く軌道修正の効かない会社になってしまった。タイミングが合わず最近のマイナーチェンジ車に試乗していないのだけれど、果たしていかに? 皆さん言うように素晴らしいクルマになっているか楽しみ。機会あったら試してみたい。

注・当初7月の販売台数が落ち込んだという情報をお届けしました。その後、水害のためじゃないかという意見も頂き検証しましたけれど、出荷台数など確認取れず内容を変更させて頂いています。

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