失敗できない戦い(6月25日)

午前中、所用あって多摩の車検場へ。役所嫌いの私ながら、車検場は評価高い。今日も検査ラインで適切なアドバイスをしてくれました。テスター屋さんで練習したこともあり、案外スムースに途中まで終了。されど1つ問題あったので出直しです。まぁ仕方ないワな。

そのままメガWebで行われるFCVの発表会へ。国立府中ICから中央道に入ると雲行きが怪しい。午前中は晴れ間すら見えていたのに、再び寒気と南からの湿った暖気がブツかろうとしているのだった。昔からカミナリ3日と言われているくらいなので、今日も降ったっておかしくない。

首都高で豪雨に遭遇! たまたまグラベル用のラリータイヤ履いたクルマでありました。そしたらどうよ! スンゴイ安定感! こんなに水ハケの良いタイヤなんてあったのね、と思った。深い水たまりに突っ込んでもアクアプレーニングの兆しすら無し。やっぱしラリータイヤは無敵だ!

14時からFCVの発表会。アンベールされた瞬間「こらマイりましたね!」。あれほど否定的だった燃料電池車ながら、実物を見て700万円だと聞いた途端「これもアリかな」。心変わりはダサいけど、素直さが私にとって唯一の長所。ここまで仕上げたクルマを見ると応援したくなる。

予価1000万円から700万円に下がったのはトヨタの意気込みだと考える。章男さんの手前、絶対失敗できないという加藤副社長にとっちゃ背水の陣です(こういうことを書くから嫌われる)。これまたモリゾウ効果ですね。1000万円だったら評価低かった。いやいやスゴイことだ。

ただ国が行う「水素をどうやって作るのか」という点についちゃ見通し立たず。通産省の役人は「海外で電気分解から水素を作り液化して運ぶ」などと言っていたが、そんなことしたらどんだけエネルギーのムダ遣いになることか。捨てたり燃やしたりしている水素を上手に使う方法を考えたい。

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