尖閣

日米首脳記者会見でオバマさんは尖閣に言及した。我が国にとって最小限の”保険”が掛かったと思う。長らく休眠していた尖閣問題をクローズアップさせる原因となったの、2010年の中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突問題である。中国が仕掛けてきたワケ。この釣り針に日本は引っかかってしまう。

アメリカは現状を一触即発状態だと評価しているようだ。実際、日本からすれば北朝鮮とのドンパチより身近にある危機だと考えます。中国のやり方はトコトンしつこい。放置すれば収まる、という雰囲気じゃありません。そうこうしているウチ、日本の過激な右派だって中国の態度に辛抱出来なくなってくる。

このあたりで誰かが間に入って欲しい。アメリカ側からすればTPP妥協と引き替えにしたいという打算もあるだろう。ここで考えるべきは「安全か経済か」です。多少経済的に妥協しても、安全はプライスレス。加えてTPPが発効するの、10年後。その間、農業は素晴らしい後継者達を育てればよかろう。

何のかんの言われるアメリカ人ながら、価値観は共通している。下でリンクした動画は自閉症のお子さんとレストランに行った時のアメリカ社会の反応である。素晴らしいのがメディアだ。こういう難しい題材を取り上げ、自閉症のお子さんを持った人達を勇気づけようとしてます。日本のメディアじゃ怖がって出来まい。

ぜひ御覧ください

日本は他国の良い部分を学ぶことで成長してきた。敗戦という痛みも味わった。下のリンクは手前味噌の調査と言われればそれまでながら、アセアン加盟7カ国の世論調査である。5カ国で日本が「信用できる国」の1位。残る2カ国も2位という嬉しい結果になった。さらに信頼され、存在感のある国になりたい。

アセアン7カ国のレポート

自動車業界でも顕著なコトながら、直近の10年の我が国は停滞していた。このあたりで次世代を考え、新しいステップを進み始めたい。ま、自動車業界は最大手のトヨタのTOPが突貫小僧の如くトンガってます。やがて他のメーカーも巻き込まれ、動き始めることだろう。アメリカに負けないよう、頑張りたい。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ