恋する充電プリウスだぁ?(6月16日)

何度か「トヨタが新しい道を切り開き始めた」と書いてきた。トヨタ社内がモリゾウさんのイキオイに良い意味で引っ張られており、いろんなアイデアが出始めているんだと思う。何と! 全く売れてないプリウスPHVのイメージにAKB48(Team8というらしい)を起用してきたのだった!

恋するフォーチュンクッキーの替え歌

「恋する充電プリウス」だってさ! ひたすら「凄いね!」と感心しきり。ジジイにゃ全く解らないけれど、AKB48のファン層ならココロに響くかもしれません。それだけじゃない。ドライビングキッズのイベントも全国で開いていくようだ。普通の女の子にドリフトさせちゃってる!

ここまでトヨタにお祭り騒ぎされたら、地味なメーカーの立場がない。しかも20歳代以下はキッカケさえあればクルマ好きになる可能性を持ってます。対してトヨタ以上のお祭り好きDNAを持っているハズのホンダが元気無し! 存在感も薄れてしまった。どうしたのか?

こうなるとトヨタ以外を応援したくなるのが困った性格だったりして。どこかトヨタと違う切り口での戦いをしないだろうか。トヨタが広げてくれた間口を使い、カッコ良さや奥行きを出す作戦など渋いです。そんなお金持ちの騒ぎを横目に、シコシコ8月のAPRCマレーシアの準備。

今回は真剣に予算が少ないため、クルマ1台に全て積んで運ぶ予定。したがってタイヤもドライ用6本+マッド用4本のみ。これでフルアタックのSSを217km(全日本のグラベル戦なら3ラリー分)走らなくちゃならない。しかもマッドタイヤは新品1本で3本は下の写真の中古だったりして。

6161

毎度のことながらAPRCをナメてんのか、と言った体勢です。ちなみに今年は予算が続く限りAPRCの『アジアカップ』に出るつもり。アジアカップはマレーシア/日本/中国/タイの4戦で、ウチ3戦のポイントで競う。参戦の目的は「ジジイ達の野望達成」のためである!

喜多見さん達と飲む度に出るのが「世界一の足回りを作ってやる!」。とりあえず今年は私が喜多見さん開発の全く新しいサスペンションのシェイクダウンを行う。そうです。オーリンズとかだと200万円近くするグループN用の足回りをゼロから作っているのだった。凄いことです。

仕上がれば「私でもAPRCでトップクラスのタイムが出せる!」ざんす。もちろんこのサスペンションは速いドライバーにゃ絶対売らない。老衰していく私に代わり、伸びしろをタップリ持ってる喜多見さんが日本の誇るスーパーメカニックである伊藤さんと組んでAPRCに出る。

早ければ2017年にAPRCのチャンピオンを取るのであります! 白髪の御老体に見える喜多見さんながら未だヨワイ50歳。十分イケる。まぁジジイどもの夢だと思っててください。でも夢が無いと人生つまらん! そんなこんなでマレーシアは第一歩になる。マッドタイヤ、新品買おうかな~。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ