自動運転を巡る報道を見てるとイライラします~(9日)

世の中にはクルマ嫌いが少なからず存在します。トヨタとソフトバンクの協業ニュース以後、自動運転の報道が目立つようになってきた。結論から書くと「最悪!」です。自動車嫌いの多い(クルマに乗らない人が多い、と言い換えても良い)大手メディアの記者さん達が考える自動運転像は、基本に「クルマを運転したくない」という自分の気持ちから作られている。

おそらくクルマを冷蔵庫や洗濯機と同じく単なる「移動の道具」として考えているんだと思う。確かにバスや電車などの移動を考えたら、ドアtoドアの移動の方が楽だ。じゃ温泉に行ったり、観光地へ遊びに行くときの”運転”は無くていいのか? そもそもクルマの運転が楽しいからクルマに乗っている。フネだって運転楽しいから乗っている。ヒコウキはお金無いです。

本来、アクティブな人なら、全ての乗り物を自分で運転したいと思うことだろう。前述の通りヒコウキはお金掛かる。フネも住んでいる場所や状況によっちゃお金が掛かります。自動車が唯一普通の人でも所有出来る一番性能の高い乗り物なのだった。それさえ自分で運転したくない、というのは全く理解出来ない別の価値観を持っている人達です。精神的な引きこもりだ。

私は自動運転に対し否定的じゃ無い。空港のゲートから搭乗機までの移動や、物資の移動(特に深夜)、バスの代替手段などトヨタの『eパレット』がやろうとしている、今でも自分で運転していないようなモビリティについちゃ自動運転で良い。されど乗用車は自動運転になる必要全く無し。事故が起きないようなサポートをしてくれる機能を持たせるだけで十分でしょう。

トヨタとソフトバンクの提携を取り上げた報道で最も「そうかな?」と思うのは、豊田章男社長の意向の解釈。多くが「愛車すら不要になる時代が来るから自動運転に行く」と紹介している。いつか聞いてみたいと思うけれど、稀代のカーガイ社長がクルマの運転を否定するとは考えにくい。私はトラックやバスを自動運転化しようと考えているんだと認識している。

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ