道具を使う

夏のオリンピックは道具を使わず能力を発揮しなければならないため、体格が特殊になってしまう。「生き物としての強さ」で勝負は決まるワケ。一方、冬のオリンピックって道具を使う。一部の競技を除くと、標準体型です。「人間としての総合能力」が重要なのだった。それでいて道具を使うから危険度高い。

滑降なんか130km/h以上出るし、ジャンプの高さも具具を使わないとコントロール不可能。人間の実力以上の速さや高さになる。モータースポーツと同じくインテリジェンスも必要。また、冬のスポーツはそれなりの場所が無いと練習出来ない。遊ぶ余裕を持っていないと、競技に出ようという実力に達しないです。

そんな粋なスポーツに、何で森喜朗のような輩がシッタカ一等賞するのか全く理解出来ない。この人、東京オリンピックの組織委員会会長なのだ。冬のオリンピックは地元や企業がバックアップしてるんだから政治家など関係なし。

ジャンプの葛西選手やスノーボードの竹内選手がゲレンデで着てるジャンパーのムネを見るとスバルのエンブレム。海和さんが世界を転戦している時代(レオーネですね)からサポートをしている。最近少し細くなったそうだけれど、恩義を感じている人達がいるということです。素晴らしい歴史かと。

また、どの競技を見ても日本選手の応援チームがいる。その人達も、ライバルにキッチリ声援を送ったりしており、楽しく観戦しているらしい。その姿は現地で好評とか。私も知り合いが出ているなら応援に行ったのになぁ。今後修行を積み、冬のオリンピックの応援に行けるよう精進します。

この10年くらい日本のスキー場はガラガラだ。それが練習する機会にもなっているのかもしれません。今回のオリンピックのように楽しく滑って大活躍している人達が出てくれば、若い世代も育つ。最近の若い人達はアクティブさを取り戻しつつある。ケガをしないよう、大いに遊んだらいい。

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