アイサイト特許切れ

あまり知られていないコトながら、アイサイトの基幹となる特許は1993年3月に米国で出願されている。つまり20年経ち、無効になってしまったワケです。アイサイトの画像解析技術は普通のステレオカメラと違う、ということは何度か書いてきた。普通の解析技術だと、アイサイトほど高度な情報を入手出来ないワケ。

昨日、Sクラスに使われているステレオカメラの「講義」(プレスイベントのレジュメにそう書いてありました)を聞いた。解析画面が少し出ていたのだけれど、どうやらアイサイト方式でございます。つまりベンツはアイサイトが出た時点からマークしており、特許期限切れのタイミングで大々的に製品を出してきたのだ。

これぞ競争だと思う。ベンツのステレオカメラを試すと、本家のアイサイトに勝るとも劣らぬ仕上がり。詳しくはオートックワンで紹介するけれど「段差を見てサスペンションの動きを変える」制御など、スバルがムカシからやろうとしている「雪道の滑り具合を予測してABSの制御を変える」のと同じ次元の技術だ。

トヨタもスバルの特許を使わないで、スバルが考案した解析技術使ったステレオカメラを開発しているという。レクサスのナニかに搭載されるらしい。2年もすれば多くの自動車メーカーがステレオカメラを採用してくるんじゃなかろうか。ミリ波レーダーと一緒に使えば、これほど素晴らしいセンサーはないと考えます。

そのスバルは本日次世代のアイサイトを発表する。CCDカメラをカラー化するようだ。となれば信号が読めるようになる。標識の判別も容易になるだろう。ベンツでOKになった「低速走行なら無制限にハンドル操作をしてくれる機能」も入るだろうか? 午後に発表なので情報入り次第追記します。

追記・やはりカメラのカラー化でした。機能アップは自動停止速度が50km/hになったことと、出遅れ感のあったレーンキープを短時間するようになったこと。機能面で期待値をやや下回りました。ポテンシャルとしちゃ高いのだろうが、最近の日本の常で「夢」を見せてくれていません。


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