ホンダ、変化を目指す! 成功することを強く願う(19日)

ホンダが動き始めている。役員や部長級の人事を発表したのだけれど、もはや全く名前と顔が一致しない。普通の会社なら「大丈夫か?」と思うところながら、ホンダの場合、気にならないです。あまり知られていないコトながら、ホンダという企業、前任者の引き継ぎみたいなことは”ほぼ”無し。次の担当になった人が新しいことを出来る。

ワクにハマッてるホンダや、変えられなくなってきているホンダを変える良いチャンスかもしれません。その割に私が「いかんですね!」と感じている担当は同じだったりするのは「う~ん」ですけれど。現在厳しいの、国内と欧州。国内についちゃそのまんまだし、欧州も先に工場閉めることを決めたため、このままだと敗戦処理業務になる。

海外工場を閉めるの、タイヘンなエネルギーを必要とします。工場や部品メーカーで働いている人の再雇用先を見つけるのは極めて困難だろう。怒りをブツけられると想像以上のダメージ喰う。そもそも英国に見切りを付けたのは、スウィンドン工場の操業率が悪化していたためであり、欧州向けのシビックを上手に作れなかったからに他ならない。

いずれにしろホンダの英国生産撤退、想像している以上の騒ぎになって行くんじゃなかろうか。個人的には「本田宗一郎さんならどうするだろう?」と考える。おそらく撤退という選択などしなかったと考えます。2021年までまだ2年ある。撤退を撤回する可能性を残していると私は予想しておく。ちなみに日産の場合、完全撤退という選択をしていない。

2輪部門も「This is HONDA」みたいな役員が退任になる。何回か書いてきた通りホンダの販売収益の4割は2輪部門。4輪が厳しい時も、2輪で支えてきた。2輪部門、良かったり悪かったりの”波”が無く、確実に利益を上げているのである。今回組織を大きく変更したようだ。これまたどうなるか解らないけれど、必ず成功しなければならないです。

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