パトカーの速度計

韓国のタクシーに何回か乗って「そうだよな〜」と思った。ナビにGPSを使った速表示が出ているのだ。考えてみればGPS
の速度計は極めて正確。制限速度ってメーター表示でなく実車速。今まで「GPS」というセンサーが無かったから誤差の大きい速度計に頼ってきたけれど、もはや補正すら可能だと思う。

何でそうしないのか? おそらく警察がいい顔をしないからだろう。そもそもパトカーや白バイのメーターが正確
かどうか大いに怪しい。もちろんある程度の誤差チェックは行っているだろうけれど、100km/h出てれば気温やタイヤ温度の違いで1km/hくらいの差など簡単に出てしまう。

実際「大丈夫か?」と感じることがある。私のクルマにはGPS表示の速度計が付いているのだけれど、先日
100km/hにクルコンをセットして走行中、パトカーを抜いた。メーター読みだと108km/hです。そしたら抜く際「運転手さん。制限は100km/hですよ!」だって。100km/hで走ってるっての!

おそらくパトカーの速度計は100km/hを越える表示が出ていたのだろう。私は制限速度をビタ1km/hと言えども超えない運転をしているけれど、当然の如く「パトカーの速度計」が基準じゃない。実車速でございます。警察はデタラメな速度違反の取り締まりをしているので、正確な速度表示をさせたくないんだと思う。

ちなみに23km/hオーバーと
22km/hオーバーならの違いなら大きな問題けれど、1km/hが免停か、そうじゃないかの決定的な差になることだってある。ここでの1km/hは大き
い。韓国のナビを見て日本の警察のオタンコぶりを認識してしまった。純正ナビに速度表示出来るようになれば、与えられた権利を最大限使えます。

・ECOカーアジアは「ECOじゃないLPGのタクシー

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9 Responses to “パトカーの速度計”

  1. 605 より:

    カーナビとGPSレーダー探知機を車載していますが、両方とも速度表示がされますが、2〜3km/hの誤差があります。もしかしたらレーダー探知機のほうは、簡易GPSだからかもしれません?
    警察の速度取締り車両は、一般車両よりかは速度計の検査をしているはずですが、当然誤差は避けられません。
    また、裁判でも速度取り締まり機の測定差が問題になることがありますね。

  2. kine より:

    GPS付きのドライブレコーダーで衝撃のあった時以外も上書き記録をするタイプは位置情報と速度情報、前後上下左右の衝撃(加速度)を記録してくれる物もあります。
    私の使っているのはGPSの信号をなかなか拾ってくれない時もありますが、走行の軌跡や速度・加速度などがパソコンに取り込むと見る事が出来ます。
    でも、ディスプレーが付いていないのでその場で確認をする事が出来ません。

  3. やくる より:

    >当然の如く「パトカーの速度計」が基準じゃない。
    ホントにそうですよね。基準自体に信用性が無いから取締られ役もたまったもんじゃないですね。ていうか、車間距離自体も一定で測定しているかどうかも怪しいと思うのですが?
    やはり自分の身を守るには前後ドライブレコーダー(速度も記録出来るものがあるんでしょうか?)等を装着するしかないですね。

  4. けむけむ より:

    速度計は低めに出ますよね。
    うちのムーブもクルコン108キロ(maxです)にセットするとメーターでは110キロ指してますが、時計のクロノでは35秒ですね。実際約102~3てとこです。
    トーゼンパトカー抜いても何もいいませんよ。

  5. お祭好きの電気屋 より:

    仰るとおり、GPS測位は正確です。
    実際私の作業車においてもナビゲーションシステム
    コンパネでのGPS速度、レーダー探知機の待機中の
    速度表示 は共に同じ速度を示しますが
    肝心の車両側の速度計のほうはそれよれも速く表示
    されます。これは原理上仕方のないことで、
    保安基準でも誤差の範囲は
    「実速度+-0〜10%速い」となっています。
    だから本当の実速度での取り締まりであれば、
    車両メーターを信じて走っている限り
    例えば100Km/hで走っているつもりが
    実測は95Km/hと言うことになり
    検挙されないはずです。
    これがパトカーの取り締まり用速度計も
    同じ誤差基準であれば、記事のように「逆転」
    することもあり得ます。
    そもそも突き詰めて考えれば、「速度規制」なんて、
    これほど滑稽な物で不要な物もないと言えます。
    車両の状態、運転士としてのスキル、道路の状態・・・
    これらを総合的に勘案して、
    本当の安全速度が決まります。そしてそれを
    適切に判断できないというのは
    ドライバーとしても失格です。
    その点、日本の速度規制は高速クルージングも
    まともに出来なかったプアな時代のままで、
    車も道も良くなっているのに全く緩和されません。
    先日の記事にもあった新東名の速度もまさにそうです。
    結果、規制速度と実態が乖離し、
    法規違反が常識化している。
    これほどアブノーマルなことはありません。

  6. ねこまんま より:

    警察の取り締まりがいい加減なのは今に始まったことじゃないですが、
    精度が高い方法があるんだからそれを採用すれば良いと思いますね。
    まあ、それより速度違反を平気でやってる白バイやパトカーが多いんで、
    GPS速度計測+タコグラフでネットに常時公開するってのはいかがでしょうか?
    法の番人たる警察だからこそ襟を正す必要があるんじゃないでしょうか?
    一度、速度違反している白バイの後について走ってたらいやな顔されました。
    当然ナンバー覚えておいて所轄の警察に通報しましたが。
    あと、押しボタンの信号が赤になるとその時だけサイレン鳴らして緊急自動車になるパトカーとか。
    これも所轄の警察に通報しておきました。
    パトカーって屋根に所轄の番号が書いてあるんですよね「西-6」とか。
    パトカーや白バイより派出所のおまわりさんの方がよっぽど真面目に仕事してますね。
    私の知り合いに白バイにオカマ掘られたのがいます。
    そういえば先日、近所の派出所のおまわりさんが訪問して来てくれて何か有ったら言ってくださいといってくれたので、
    自転車は車道ってことになりましたが交通量多いんで危ないですねと言ったら、歩道走ってくださいと言われました。
    あと最近暑くなったせいか珍走団もどきが沸いてきたので(地元のバカな中学生)取り締まってくれと言ったら、
    珍走団もどきが出たらパトカーが追いかけてます。
    日本も平和ですねえ。

  7. 小林 英弘 より:

    なるほどね〜なお話ですね。嬉しいお話じゃありませんが。
    私の使ってるパイオニアの『楽ナビ』を含む国産の純正&社外品のナビって、確かに「リアルタイムな位置情報」は表示して教えてくれても、「リアルタイムな正確な実速度」はどのメーカーのも一切表示してくれませんが、その理由がそんなくっだらない事だったとは…なんともはや。警察サマからの「暗黙の圧力の類」に気圧されてるんですね。
    その点、レーダー探知機はそもそも商品自体が警察にケンカ売ってる様な物ですから(笑)GPS計測の実速度表示をしてるんですね(←もちろん警察サマのご機嫌を損なわない程度の「そこそこの制度で」みたいな「業界では周知の自主規制」の類が存在するのでしょうが。こういう非生産的でご都合主義むき出しな目的で民間企業の商品開発に無言の圧力かけてチャチャ入れるのは止めて欲しいです! そこまでして速度違反の取締りでノルマか何か知らんけどを達成したいんか!?と言いたいです!
    私もルームミラーに被せるタイプ(←ミラー面の右側に小さな液晶画面が表示されるユピテル製品)を使ってますが、クルマの純正メーターとの誤差は常に△5km/h位でしょうか? 取り締まり警報以外にもいろんな情報を教えてくれて結構便利で面白いです。こういう商品ひとつ見ても、時代の進歩というか技術の向上というか、そういうのを感じますね〜昔はピーピー鳴るだけが取り得?みたいなのが数万円もしてましたからね〜もちろん新しいのが出る度に買い換えてましたが(笑)。個人的な経験ではレーダー探知機はやっぱりユピテルが一歩抜きん出てますね。まぁ最近は若い頃みたいにカッ飛ばす事もなくなりましたが(笑)。
    やっぱり高いけど警察サマ御用達のドライブレコーダー『ドライブマン720PSポリススペシャル』を装着するのが「自己防衛」には一番でしょうか? いかな警察サマでも自分達が使ってるのと同じドライブレコーダーの数字でもって反論されたら返す言葉もないでしょう?(←希望的観測ですが(笑))。でもポリススペシャルって49,800円もする上に受注生産なんですよね〜敷居が高すぎて手が出ません(笑)。しかし思い切って買って装着しちゃえば「警察サマの因縁に堂々と反論出来る!」と思える精神的安心感が得られるのはポイント高いですよね。
    『エコカーアジア』のお話しは面白いですね! ここ1,2年でウチの市でも黒塗りの現行プリウスのタクシーがどんどん増えてきましたが、業界ではそういう事情があったんですね〜。このお話を読むまでは「確かに燃費が良いからタクシー向きなんやろうけど、乗り心地が悪いとか後席がそんなに広くないとか聞いたり読んだりするし…どうなんやろ?」て懐疑的に思ってましたが、タクシー会社さんも費用対効果というかコスト削減に必死なんですね。納得しました。でも私はここ数年は代行オンリーでとんとタクシーのお世話になってませんが(笑)。
    パトカーの件はある意味、仕方がない面もあると思います。特に後部座席は血液や泥や雨水やゲロなんかで日々ハードに酷使されますので、ビニールじゃないとシミや匂いの後処理で大変なんでしょう。パトカーの後部座席って年式からは想像もつかない程ヤレてますからね〜座らされるとお尻が「ズボッ」とめり込む程ヘタッてるパトカーもありましたね…(笑)。
    PS:新型カローラの次は新型インプレッサ!と思い、今日の休日勤務の昼休みにFC店のスバルに行きましたが現車はなく、カタログだけもらって帰りました。…確かにスタイルはカローラよりも100倍精悍でカッコイイんですが、あのムキムキなオーバーフェンダー風の前後フェンダーは「う〜ん?」と思いました。もっとスッキリさせて5ナンバーに収めた方がいいんじゃないかな? でも実車を見ると「カッコイイ!」となるんでしょうね〜頭が単純にできてますから(笑)。
    「全グレードにリアワイパー標準装備」 は他のメーカーも見習って欲しいです! 単純に「後ろが見えない」と危なくないですか? いくら空力で雨水はほとんど飛んでいくとはいえ、走行中の黄砂や埃や信号待ちで停車中の時の雨粒まではどうしようもないでしょう? バックで駐車場に停める時に「空力」がリアガラスをキレイにしてくれますか? 私がホンダ車のセダンでリアワイパーの設定のあった最後の車種のCF4アコード/トルネオのフロントマスクの好みでトルネオ君を買った理由もそこなんですよね…。

  8. 真鍋清 より:

    我が愛車ヴィッツ1300U-L/2004年式(100362km走行)はメーター読み100km/hで実測99km/h、同110km/hで実測109km/hで国産車にしては異例に正確な速度計だと思います。
    その点昔乗っていたメルセデス・ベンツ260E/1992年式は恐ろしかった…..メーター100km/hで実測102km/h、この他メーター140で143、210の時は213km/hがサーキット走行にて確認され、アウトバーン育ちはメーターも渋い!? いずれにせよカルチャーショックも感じないではありません。

  9. さ) より:

    カーナビで制限速度で走ると目的地到着時刻がジワジワ遅れてきますね。カーナビ内部では実速度で計算して補正は入れてないんでしょう。

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